青い空をキャンバスにして…☆
空のこと、雲のこと、星のこと、そして・・・
 




朝からドライブしてたら(って、検定を受ける娘を送って行っただけですけど)
山裾にたなびく煙発見!

見事な逆転層です。

で、ちょっと足を伸ばして、写真撮ってきました。



詳細は、https://iiiro.jp/blog/jn0219/123998.html

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視程30メートルくらい?

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ケータイのカメラが壊れたらしいので、
霧の写真が撮れませんでした。

そのかわり(?)、通勤途中で寄り道して撮った西山からの雲海を。

詳細は、
https://iiiro.jp/blog/jn0219/123649.html


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霧の写真撮ろうと思ったら、ケータイのカメラが壊れてるらしい…

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そういえば、大学入試センターも、
センター試験の平均点の中間集計を発表しています。

それによると、地学Iの平均点は、66.76点
(一回目の発表では、69.69点?)

かなり高い!

でも、生物の方がもっと高い!(69.70点!)


ま、高いて言うても、勉強してな取れませんけど。



来年は、この反動で問題が難しくなったりしないことを祈ってます…


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自己採点データの中間集計から算出した予想平均点が出てました。
「地学I」の予想平均点は…

【駿台・ベネッセ】66点
【河合塾】    66点
【代ゼミ】    まだ(1月20日(水)午後掲載の予定) →67点

結構高くなりそうです。


ちなみに、17日夜現在の「地学I」の予想平均点は、

【駿台・ベネッセ】62点
【河合塾】    60点
【代ゼミ】    60点

でした。う~ん、もう少しあるんちゃうかな…と思ってたら、予想通り。


ちなみに、去年は、最初の予想平均点は結構高めやったのに、
いざ、蓋を開けてみると、51.85点という低さ。
今年は、去年の反省で(?)、ちょっと低めに予想してたんかなぁ…


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年末年始、なんやバタバタしてたら、
いつの間にか1月も半分以上終わってます(^^;

バタバタの原因の一つは、やっぱり地学の補習かな?
今年も、結構気合いを入れてやりましたから…
11月からは、会議のない日は毎日くらいやり、
冬休みも、かなり遅い時間まで残ってやり、
3学期も、センター試験の前々日まで毎日やり…
だから、結果がとても気になってたんですが、
昨夜は授業のプリント作りとかしていて、
問題を見ることすらできず…

でも、学校へ行くなり、
「割と簡単やった!」
「○○点、取れた!」などなど、
笑顔の報告をもらいました。
(ちょっと失敗した…という報告もあったんですが…)



そんなわけで、昨年に続き、
センター試験の解答解説をしてみようかと思います。
(これ、残しとくと、来年の補習に便利!)



ちなみに、去年の解説は→ ココ





では、ここから-------------------------



第1問
A-1
水星には大気がありません。
また「希薄な大気」「水が流れた跡」「火山」は、いずれも火星の特徴です。
地球の内部の「地殻」と「核」の間は「マントル」です。
まあ、基本です。



A-2
cは「P波の影」の説明によく出てくる図です。
あと、S波は液体中は伝わらないので、核の中は通らないからa。



B-3
プレートが沈み込むところは「海溝」です。
また、圧縮力によってつくられるのは「逆断層」
これも基本!



B-4
表面波は、時速約1.3万km(地球一周4万km÷3時間)
津波は、時速約500km(1000km÷2時間)
P波は、表面波より速いS波よりまだ速いので1番です。



C-5
方位磁石のN極が北を指すから、仮想棒磁石の北極側がS極。
(N極はS極に引かれます)
磁力線はN極から出てS極に向かいます。
日本付近で伏角が下向きということから選ぶ手も。



C-6
地球磁場は太陽風の影響を受けます。
地球磁場は、夜間でも、地下に高温の岩石やマグマがあっても関係なく存在します。
仮想棒磁石の軸は、地軸から少し(約10度)ずれてます。
(だから「偏角」があるわけ)



第2問
A-1
斑れい岩(火成岩)の熱による変成作用は、「接触変成作用」。
斑れい岩に近いほど高温の変成作用を受けていると考えられるので、
B帯よりC帯の方が高温です。
つまり、紅柱石・けい線石・らん晶石のうち、
紅柱石より高温でできる鉱物は、「けい線石」です。
例の、Al2SiO5 の同質異像の関係(「人」型の図)を
きっちり覚えておかなあきませんね。



A-2
「同質」なので、化学組成は同じ、
「異像」ということは、結晶構造が異なる。
基本中の基本!



B-3
「石英」にはへき開はありません。
「黒雲母」にはへき開があり、ペラペラはがれます。



B-4
「石英」と「黒雲母」があることから、
結晶分化作用が進んだマグマ、
つまり、流紋岩質と考えられます。



C-5
「花こう岩」は深成岩なので「等粒状組織」。
「石英」や「カリ長石」を含みます。
基本です!



C-6
見るからに「斑状組織」なので「火山岩」、
有色鉱物は「かんらん石」や「輝石」を含むので「苦鉄質(塩基性)」、
よって、「玄武岩」です。



第3問
A-1
「示準化石」の3条件は、
「短い」「広い」「多い」です。
基本!



A-2
Y層 → 化石adef → D層
Z層 → 化石aegh → F層



A-3
「不整合」ってことは、「侵食された」ってこと。



A-4
X層 → 紡錘虫(フズリナ) → 石炭紀かペルム紀
Z層 → カヘイ石(ヌンムリテス) → 古第三紀
基本!



B-5
「切ってる方が新しい!」
新しい方から、
画面の端から端まである「断層」
→断層に断たれてるけど褶曲してない「岩脈」
→線があちこち切られてる「褶曲」
の順。



B-6
粒径1/16以下は「泥岩」、というのは基本。
「チャート」…「SiO2」…「放散虫」
「石灰岩」…「CaCO3」…「サンゴ・貝殻」
それから「石英」…「SiO2」
覚えておこう!



第4問
A-1
「湿潤断熱減率」は、0.5℃/100m
「乾燥断熱減率」は、1℃/100m
だから、文章的に、
「湿潤…」より大きく、「乾燥…」より小さい。
あと、中心ほど気圧が低いので、
気圧の高い方から低い方へはたらくのは、
「気圧傾度力」



A-2
「摩擦力」と来ましたか… でも考え方は簡単。
「摩擦力」は風の向きと反対向きです。
まず、太平洋の西部の台風ってことで、北半球であることを確認。
風は、低気圧の周りでは「反時計回りに吹き込む」から、
その反対で、時計回りに吹き出す(4)番。
あるいは、「気圧の高い方を右手に見ながら低圧部に吹き込む」風の反対。



B-3
「潜熱」とあるから「水蒸気」
二酸化炭素はあんまり多くない。
普段、「窒素約80%、酸素約20%」と言ってるのは、
水蒸気を除いた「乾燥大気」の成分で、
実は水蒸気は、量が一定しないけど、結構入ってます。
あと、「オゾン層破壊」の原因は「フロン」等の「塩素原子」である、
ということを覚えてないといけません。知識問題。
地学Iになってから、環境問題が深くなりました。
(窒素が原因やったら、オゾン層なんかできてへんやろう…
という消去法もあります)



B-4
(2)の「オーロラ」が光るのは「熱圏」。
あとは、OK。



C-5
「海流の流速は、海面の傾きに比例する」とあるので、
単純に、C点での傾きは0.2m/100km、
AB間の傾きは1.2m/100kmで、C点の6倍。
よって、流速は0.25m/sの6倍の、1.5m/s。



C-6
海水を動かしてるのは地表の風、ってことで、
「偏西風」(中緯度・西風)と「貿易風」(低緯度・東風)
で海水を動かすと、時計回りの「環流」になります。
南半球では、環流は「反時計回り」になるけど、
「西岸強化」はいっしょです。



第5問
A-1
太陽の年周運動は天球上を「西から東」。
日周運動の反対、と覚えたらいいでしょう。
惑星の「順行」も同様に「西から東」。
「逆行」するのは、外惑星なら「衝」、内惑星なら「内合」のとき。
つまり、図1のように、地球と惑星が並んでいるとき。
内側の惑星が外側の惑星を追い越すときです。



A-2
「地球型惑星」は「木星型惑星」より小さく、衛星も少ない。
木星型惑星の表面は固体ではないので、クレーターはありません。
「惑星状星雲」は太陽のような恒星が進化したもの。



B-3
表面温度(スペクトル型)が同じなら、明るい方が大きい。
 →(ア)と(ウ)なら(ア)が大きい。
光度(絶対等級)が同じなら、温度が低い方が大きい。
 →(イ)と(ウ)なら(ウ)が大きい。
よって、大きい方から(ア)(ウ)(イ)の順。



B-4
太陽はG型なので、K型は太陽より低温 → 波長が長い(ウィーンの法則)
「超新星爆発」を起こすのは、大きい恒星だけ。M型の主系列星は小さい。
太陽のスペクトル中には、水素、ヘリウム以外の元素の吸収線も観測されます。
(フラウンホーファー線)
主系列星はスペクトル型によって大きさが異なり、大きい恒星ほど寿命は短い。



C-5
「バルジ」には年老いた恒星が密集しているので(1)が正しい。
黄色いのはやや温度が低いため。高温なら青白い。
「円盤部」では星が生まれます。
O型、B型等の高温の星が存在するから青白い。



C-6
「暗黒星雲」は星間物質が集まっているところなので(1)が正解。
「暗黒星雲」は恒星が生まれるところ。
「暗黒星雲」は「分子雲」。
「超新星爆発」が「散光星雲」の直接の起源ではない。





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こんなところかな?


去年は、比較的簡単な問題が多かったけど、
大問中が3つに分けられるなど、問題が多岐にわたり、
頭を切り換える回数が増え、時間が足りなかった人が多かったのでしょう。
意外な平均点の低さでした。


今年は、去年同様、大問が3つに分けられ、
組み合わせ問題も多く、浅く広い正確な知識が必要となりますが、
全体的には去年ほどひねった問題もなく、
時間がかからない、つまり、高得点が狙えたのではないかな?

というのが、今年のセンター試験「地学I」の感想です。



いかがでしたか?




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