pokoのつれづれdiary

ブログタイトルを変えました。
これからも、ナムギルの応援は続けます。
それがなにか?

善徳女王最終話(62話) 前半

2010-12-04 00:24:37 | 善徳女王
 最終話のDVDレンタルって、つい最近始まったんですってね。
 DVDが売り出されてすぐにレンタル始ったのかな…と思っていたので、いやぁどうもすみません。


 トンマン、ピダムがそれぞれの支持者の前で演説したところで終わった前回。


 トンマンが演説を終えて帰っている途中、大きな星が揺れて流れ星となって散った。


 民の支持にこたえて無理をしていたトンマンは、その瞬間、発作?を起こし、その場に座り込む。


 同じ夜空の下、流れ星を見ていたピダム派の支持者たち。


…「星は月城の方へ落ちた!」

 流れ星は縁起が悪いの?

…「これは、月城の敗北を意味する。天は我々の味方だ」とピダム。
 

 この言葉に大喜びの支持者たち。
 

…わたしが神国となる。そして、トンマン、お前を手に入れる… ピダムの心の声。
 

 なんと、ストーカーちっくなお言葉。
 「そして、poko、お前を手に入れる」……一回でいいから言って




 寝所に運ばれたトンマン。
 状態がよくないらしく、脈を診ている医官は戸惑うばかり…。
 

 トンマンは医官を下がらせて、アルチョンとユシンにある夢の話をする。
 
 

…「タクラマカン砂漠から新羅に来て、初めての夜でした。ある夢を見ました。

 わたしは夢の中で、ムンノを捜していました。
 捜している途中にある女性に会うのですが、その女性は突然わたしを抱きしめ、涙を流しました。
 

 昨夜、数十年ぶりにその夢を見たのですが、
その女性の顔が思い出せない…」

 
 夢の話をしていたと思ったら、突然、
 

…「上将軍の立てた計画を許可します。今夜、実行してください」だって。


 
 で、作戦会議。
 

 すっかり、兵部になじんでいるウォルヤ。
 だったら、最初からユシン兄さんの言うことを聞いて、
復耶会の長なんかしなけりゃよかったのに…




 ピダムたちの作戦会議。
 

 ピダム派に合流したい貴族はたくさんいるようで、その貴族たちが来るのにあと数日かかるとのこと。
 それまで、明活山城がもてば、ピダム派勝利という算段らしい。

 女王側が切羽詰まっているのに対し、ピダム派はニヤニヤしてゆるんでる。
 

 ミシルの乱の時もニヤけてたし…引締めが足らん。




 その夜のうちに、防御地点が攻撃される。
 

 報告を受けたピダムは、その動きをかく乱作戦とみて兵の移動は行わず、防御に徹するように配下に言う。


…「落ちたはずの流れ星が、空に戻っていきます」
 
 ピダムは外に出て、空を見上げます。
 

 城内の兵士たちも集まって、見ています。
 

 落ちたものが上がっていくのだから、兵士たちの不安は最高潮。

…ミセン「あれは星じゃない。凧です」
  
 さすが策士ミセン、心当たりがあったのか…すぐに見破って、またニヤけてる。 

…ピダム「…敵の攻撃の合図だ」
 
 

 ピダムもすぐに見破ったけど、遅かった。
 
 明活山城の兵士たちが空に気を取られている隙に、女王側の軍に東門、南門が破られた。
 

 女王サイドの兵に交じって、城内に入るサンタク。
 


 戦闘の準備をしようと向かうピダムの前に、サンタクが現れた。
 サンタクの報告を聞き、ヨムジョンに嵌められたことを初めて知るピダム。
 


 また、ヨレヨレ・ピダムになっちゃった。
 


 逃げる準備をしていたヨムジョンと顔を合わせたピダム。
  

…ピダム「お前が仕組んだんだな」


 以下、ヨムジョンの語りと、その後、ミセンの語りが入ります。

 ヨムジョンの言葉は、ピダムの心をえぐり出して、屈服させるために語られ、
 ミセンの言葉は、ピダムが本来どうあるべきだったのかを思い起こさせるために語った…のかな。

 でも、ミセンの言葉はわたしには難解。



 

…ヨムジョン「お前は何でも人のせいにする。
       ムンノを殺したのも、反乱を起こしたのも、陛下に刃向かったのも、みんな俺のせいか?

       俺がやらなくても、お前はムンノを殺していたさ。
       俺がやらなくても、お前は陛下を手に入れるために何でもした。 

       この十年間、権力の掌握に力を注いだのはなぜか…

 

       お前の心に潜んでいたのさ、王となり全てを手に入れたい欲がな」

…ピダム「そんなことはない…」

…ヨムジョン「あぁ、陛下への恋心か。
       お前が恋にのぼせて、おかしくなったのを、ほんの少し俺が軌道修正しただけさ。

       もし恋が成就していても、それでもお前は反乱を起こしたはずさ。

       不安だから。いつ見捨てられるかと怯え、信じられないから。


       ところで、知っているか? 陛下はお前を最後まで信じていた
 
 さっきのといい、これといい、憎たらしい顔してるわ~


 ヨムジョン、最後のとどめ。

       信じられなかったのも、揺らいだのもお前だ。
       
       お前たちの恋を壊したのは、お前自身だ、ピダム
 

 悔しいけど、ヨムジョンは正しい。

 殺されそうになったから、カァ~と来たのは仕方ないにしても、揺らぐのも信じるのも自己責任だにゃ~
 不安を抱え込んで耐えるのも、耐えられなくなって行動を起こすのも自己責任だにゃ~

 それが本当だと思うから、ピダムに救いがなさ過ぎて悲しい
 


 反論のしようもなくて? でもヨムジョンに従うわけにはいかなくて、ブスッとやっちゃう。
 



 そこにミセンが飛びこんで来る。
 

 頭のいいミセンは、瞬時に事態を呑みこむ。

…ミセン「貴様を信じ大業を遂げるなど、無理なことだったのだ。姉上も、お前を買いかぶりすぎた」


…ピダム「ミシルの夢のために生まれ、ムンノの夢のため育てられた。大業はお前たちの夢だろう」

…ミセン「姉上がお前を捨て、ムンノが愛情をかけてくれず、我々が恋路を邪魔したというのか…

     いいか、ピダ…いや、ヒョンジョン(王子として育てられていれば、この名で呼ばれていたんだな)よ…

     恋を壊したのは自分のせいだと認めたくないようだが、壊すことができるのは自分自身だけだ。
 
      
     (恋を失い、反逆者の仲間にされ、破滅させられたように思っているかもしれないが…こんな感じ?
     誰もお前を破滅させることはできない。全て、己のせいにほかならない。(ピダムの判断ミスってことか?)

     まったく哀れな奴だ」

…ピダム「なぜ今になって、そんなことを言うんだ」


…ミセン「言ったさ、姉上も、ソルォン公も、この私もな。

          トンマン公主は神国そのものです。わたしがそうなるようにしてみせます…と言うピダムに対して、
     ミシル (トンマン=神国となったとして、それでも、人の心というものは、ピダム自身の心も含めて)もろくて壊れやすい。
         (心の空白を埋めるものが、そのもろくて壊れやすい”人の心”=恋とは)お前の目標はあまりに幼い。
     
     ソルォン 人を目的とするのは危険です。もっと大きな志を持ってください。でなければ、わたしのように二番手の人生を送ることになります。

     ミセン 何か言ってたっけ? 記憶なし。


   わたしなりに言葉を補ってみたけど、これでいいのか、どうか…
   ミセンの言いたいことが、イマイチ分らないのです
     

     皆がそう言っていた(人の心を得ることより、大業を成せ)のに、お前は耳を貸さなかった」

 ピダムは、一人で出ていってしまう。

                                                             以上、前半終り。 


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8 コメント

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最終回 (marimo)
2010-12-05 17:34:05
読んでいるだけで涙・・・
ヨムジョンのごもっともな発言が悔しくて悔しくて・・・
前半だけでティッシュの山・・・

このあとを思うだけでもう苦しくて胸が張り裂けそうでしたわ・・・。
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re:最終回 (poko)
2010-12-06 01:19:50
 marimoさま、いらっしゃいませ
 ええ、ええ、書いてても涙でした。
 ヨムジョンの奴、頭はいいから、言ってることが的を得てる、そこが悔しい…

 この最終回、私は何回見たかしら…数えてないから分らないけど、それだけ見てもまだ泣けるのが却って恥ずかしいです
 
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Unknown (ピダコ)
2010-12-15 19:21:14
このミセンの言葉は 私は
王になれる後ろ盾と力と血筋を持っていながら
結局トンマンをも(他人を)信じられずに
何もかも失ってしまった 弱い心のピダムが哀れだといってるのだと思いました。
ミシルもソルウォンも 全てを持ったらトンマンもついてくると言っていたのに
ピダムは他のものはいらなくてトンマンだけを欲しがって(これがピダムの純粋なよいところなんだけど)馬鹿みたいに考えなしになって自滅しちゃって
心は自分自身でしかどうこう出来ないってことを言いたかったのだと・・・私のいいたいこと伝わるかなぁ
ピダムが神国にとって重要な力のある、トンマンの右腕になって信頼関係も強固にしてチュンチュを押さえられたなら違っていたんだろうけど、
馬鹿みたいにユシンしか牽制してなかったし、
本当の食わせ物はチュンチュだったのにねー
自分の娘をユシンと結婚させるほどの策略家なのに、ノーマークなうえ 翻弄させられちゃってるじゃんでもきっと あの馬鹿で素晴らしいところがツボだったんだと思います、はい。
あの吹き矢のヨムジュンの手下をやっつけた時
トンマンに確認に行けなかった 自分を信じられなかったピダマが 哀れで哀しいです。
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re:Unknown (poko)
2010-12-16 00:16:05
…ミセン「今のこの破滅は自分自身が招いたものだ。

 トンマンに寄り添うことばかりに気を取られ、
自分の行くべき道を見つけられなかったから、
人の言葉に惑わされ(ユシンなら、己の決めた道を行くことで、ヨムジョンの小手先の策にひっかからなかったかも…)、
このようなことになったのだ。

 それにまだ気づかないのか? 全く哀れな奴だ」

…ピダム「なぜ、今になってそんなことを言うんだ?」

…ミセン「他人に寄り添わず、自分の道を行け…そして全て(王位もトンマンも)を得ろと、
姉上もソルォン公もそしてこの私も言ったさ。なのに、お前は耳を貸さなかった」

 こんな感じですか?ピダコさん?
 ピダコさんのコメントを読みながら、補足して書いてみました。
 こうだと、分かりやすいかも…

 ピダムが精神的にもっと大人で、ユシンと対の片腕になっていたら、トンマンとの結婚は政略的なものしかなかったかも…
 そう思うと、おバカなピダムだからたくさん感動をくれたのかな…と思います。
>あの馬鹿で素晴らしいところがツボだったんだと思います、
 ふむふむ、確かにそうかも…と思いました。

 
 
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Unknown (ピダコ)
2010-12-16 13:48:14
お返事有難う^^
そうそうこんな感じかな?
トンマンの心を掴む事ばかりに気をとられて
周りやライバルに振り回されるのではなく
自分が中心の二人の関係を築いて 国もトンマンも手に入れろと・・・ミシルは言いたかったのでは?
結局トンマンに疎まれたと思ってしまうピダマの心が もろくて弱かったのだわね 馬鹿
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Unknown (poko)
2010-12-17 22:18:48
 ピダコさま、早くコメントを返したかったのですが、キチンと考えて書きたかったので、遅くなってしまいました。すみませんでした。(昨夜は忘年会で酔っぱらっていたし…


 私が納得できなかったのは、
ピダムが「なぜ今頃になってそんなことを言うんだ?」とミセンに質問した、
その前後のミセンのセリフを上手くつなげて考えることが出来なかったからです

 でもピダコさんのコメントを読んで、モヤモヤがすっきりしました。

 それと、ピダムが明活山城前でトンマンの姿を見て、「人の心はもろくて弱い」と言ったミシルの言葉を思い出したのは、
それは自分自身のことだったとピダムが気付いて、思い返したってことでしょうか?

 だから、あそこであのセリフが出てきたんですね!
 
 う~ん、天気でいうと日本晴れって感じです。
 ピダコ様、有難うございました。

 このスッキリを記事の本文に追記させて下さい
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Unknown (げん)
2011-03-04 12:06:40
poko様、はじめましてげんと申します
りば様のところからやって参りました

実は以前から見せていただいてたのですが、私はピダムキャラにはとても興味津津なのですが
どうもナムギル氏には嵌まりこむことがどうしてもできなくて、おじゃまできませんでした

ですが、とても演技のうまい方なのではないかなと思っております
ピダム、57話でトンマンにわめき散らした時に流したストーンとした一筋の涙ってピダムの直情的な感じを表わしていて、最終回でミセンに言われて流したドロドロの一筋の涙はトンマンを信じることのできなかった後悔とやっとこさ人を愛することを学んだことを表しているのかなと思っております。ナムギル氏に聞かないとわからないので、よくわかりませんがそうだったらうまいな!って感じです。

うふふのピダム、たまに見返したくなったりしたら、またおじゃまさせていただきますね

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Unknown (poko)
2011-03-04 21:46:06
げん様
初めまして。
ピダムの恋愛って、トンマンが最初で最後(?)ですよね、きっと。
恋が成就するまでの苦しさは今まで充分に味わってきたピダムですが、成就後も維持していく過程で、山あり谷あり、苦い想いもしなくちゃならないことを知らなかったんでしょうね。
普通の二人なら、それも経験…で終わってたのだろうけど、女王と臣下、しかも反女王の派閥を抱えての初恋は、ピダムにはヘビー過ぎたってことかな…と思います。

そのヘビーさに、あの瞬間に気付いた?
そして、その重みに耐えきれなかった弱さを、ミシルの言葉と伴に思い出した?
きっとげんさんがおっしゃるように、あの瞬間から、ピダムの恋はグレードアップしたんでしょうね、わたしもそう思います。
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