台湾治郎

自分の生涯・現在の生活

466 ブログ466 私の出会った台湾生活で一番、賢い人は、

2013-05-14 20:17:21 | 台湾
私は、去年の六月から台湾で生活しています。 その中でたくさんの人と知り合いました。日本人は、百名ぐらい。もちろん、名前も知らない、人、忘れた人も含んでいます。
その中で、一番は、Sさん。この人が一番、頭良いと思います。もちろん、ほかにも、KI、
K3いろいろ居ますが、・・・。この人が一番賢い。
タモさんの友達でした。私は、彼女とは、そんなに、話しません。いつも、タモさんが居たから・・・。彼女は、年齢50歳ぐらい。今度日本へ帰ります。
彼女の賢さは、「マルサの女」の宮本信子に似ています。
頭でっかちでない賢さ。実際的に、実用的な賢さです。こういう人は、「仕事」出来ます。K1も、実際社会に揉まれれば、これを超えるかもしれません。
 私の知った百名の中、ほかには・・・・。いません。彼女ほど、的確に、こちらの質問にすぐに答えられる人は、・・・・。タモさんは、賢いけど・・・。私の同程度の頭しかありません。もちろん、人の話を最後まで聞く包容力は、私よりありますが・・・。
 彼女は、日本に帰ったら、バリバリ仕事すると思われます。
後一人あげるなら、30代半ばでいつも、師範大学で自習しているこの人も・・・。きっと、日本に帰ったら、仕事が出来ると思います。
 どうして、この人は、「仕事できる、この人は、できない」と区別できますか。
それは、物事の処理に無駄がない。一直線に答えを出します。いろいろ頭の良い人居ますが、こういう実際的なことに、ストーレートに答え出せる人は、聡明と言います。
勉強だけ出来る人は、たくさんいると思うけど・・・。その知識が実際役立てて居る人は、少ないです。
 治郎張の台湾生活で・・・。たくさんのプライバシーを知りました。出身県、名前、電話番号・・・。たくさん知りましたが。その中では、この人は、飛び抜けています。
彼女の旦那さまにあったことあります。私の思ったとおりの人。
そりゃ、奥さんが優れている人の旦那様は、・・・、私のと同じ。いわないほうがいいです。もし、彼女に弱点があるとすれば・・・。
ま、それも止しましょう。こういう良い人とは、いつまでも、つきあっていたいけど、もう彼女とは、この五月で終わりです。今度、六月に台湾に帰る頃は、もういません。
タモが去り、Sさんが去り、Iさんが去る。とても、寂しい。けど、私は、・・・。
人それぞれの人生があります。それで良いんです。こういう賢い人と知り合えただけでも、「しあわせ」 です。
 ひとは、いつも「会うは、別れの始まり」
みんな、違った人生を歩んでいます。その方が、日本経済には、プラス。彼女を雇った会社は、絶対儲かります。だって、彼女は、とても仕事が出来る人。
いわゆる「できる」ひと。です。珍しい位、仕事が本当に好き。夢中になって、仕事してくれる人。だから、雇った会社は、得です。私が保証します。
私は、滅多に保証という言葉をつかいません。
けど、このSさんは、大丈夫です。身体も丈夫。頭も切れる。鬼に金棒の人です。
今度の二十日に一緒に食事します。場所は、どこでもいいです。こういう良い人には、たくさん、御馳走したい。
再見。

465 ブログ465 卒業までの・・・・。

2013-05-14 18:51:37 | 台湾
私は、小学校、中学校。高校からは、自分の意志で選びました。大学も。
仕事も、もう、高校を卒業する前に「教師」になろうと決めていました。
だから、私は、必要だと思うことしか、勉強しませんでした。高校の時は、優等生でしたが、大学は、劣等生。
勉強は、本質的に好きでないようでした。
 だから、先生になってからが大変。
そりゃ、そうです。勉強嫌いな人が、「生徒に勉強しろ」とは、言えません。
私は、本人が勉強したくない人は、しなくていい。
世の中に勉強の好きな人が、勉強すればいいことであって、嫌いな人は、嫌いな生き方があります。そう、頭を使う仕事ばかりではありません。
身体を使う仕事。口を使う仕事、手先を使う仕事。技術を問う仕事。世の中に、仕事は、たくさんあります。頭が悪い、(悪い訳ではありません。その時点で勉強が嫌いなだけ。)
頭ばかり使う仕事ばかりではありません。
私は、生徒に勉強しろとは、いいません。したければ、すればいい。偏差値は、10までは、上がるから、がんばれと励ますことは、ありました。それが、結果的に勉強しろと言っていることと同じでしょ。
嫌、違います。本人が決めればいい。
自己決定することが大切だと言っているだけです。自分の決めたことには、人間は、従順です。他人が・・・・、に対しては、逆らいたくなります。それが普通の人です。だから、生徒には、自分で決めなさいと。勉強しょうが、しまいが自分で。
誰の人生でもありません。あなたの人生。
自分の人生の主人公は、自分。
あなたは、主役。お母さんも、お父さんも、先生も、みんな脇役です。
今、あなたを中心にした「ドラマ」を作っています。これは、「ライブ」です。
だから、いいのです。生徒には、生徒の人生。私には、私の人生。
それぞれが接点があれば、いいのです。
 ひとつだけ。言いました。大学行かなくても、「一人前の人間になれ」「人から頼まれたら、人肌脱ぐ人間に」。これは、結構大変なことです。とくに「一人前」の人間になるには、自分で考え、自分で選ぶ。
これが。私の生徒に言ってきたことです。一人前になることは、大学に行くより、大変かもしれません。それが人間としての「務め」ですから。
それは、譲れない一線です。
 一人前とは、自分のお金で食べ、妻子を養える。もちろん、結婚しなくてもいいけど・・・。けど、結婚は、一回は、した方が良い。
昔は、一人前とは、三勝を持って居る人。
奥さんが居て、一勝。
子供が出来て、二勝。
家を持って一勝三勝と言いました。これは、昔の話ですから・・・。
親に養われることだけは、・・・。親を養う立場ですから・・・。
ま、せいぜい一人前の人間になってください。
再見。

464 ブログ 464 世の中に、無駄とは、・・・・。

2013-05-14 18:40:03 | 台湾
私は、無駄遣いしていません。最近は、自分で食事は、作るし、・・・。年中ブログを書いて、中国語を勉強しているだけ。時々、ユーチュウブで、いろいろなことを知ります。
政治・経済・歌・映画・スポーツ。だから、
無駄は、お酒は、もう習慣。飲まない日は、ありません。ビール一本とお酒一合ぐらい。
もし、無駄とするのなら、お酒。けど、これは、私のガソリンみたいな物。
無駄ではありません。私は、買うのは、コヒー、文具、野菜、お菓子、たばこ、
たばこは、一日一箱。85元。一日いくら使いますか。
そんなこと考えたことありません。だって、考える必要がありません。
台湾で生活している限り、一五万円で、充分足ります.日本では、無理でも、台湾なら、充分です。それでも、無駄遣いは、していません。
 蚊が私の皮膚にかみつきます。これは、無駄です。だって、台湾どこにも、どこでも、いつでも、蚊に食われます。私は、「キンカン」10本買ってきました。
これは、台湾生活の必需品です。後四本になりました。また、日本で買います。
一度、吸われば、台湾の蚊がいかに強いかがわかります。日本のようにあっさりしていません。もちろん、「藪蚊」もいます。ま、仕方ありません。雨が多いから、どこでも、いつでも、「ボーフラ」が湧きます。ゴキブリもたくさんいます。それと、ネズミも。
しょうがありません。彼らも生きています。台湾には、たくさんの食べ物屋さんがあります。日本の十倍ぐらい。だって、一日三食、外食です。2300万の人が、朝、昼、晩。6900万食が必要です。だから、ゴキブリも、ネズミも居ます。
 私の時代なら、学習塾が無駄でしたが台湾の進学率は、97%。そんなに、大学生が増えて、・・・・。台湾人は、子供を熱心に教育し、大学を出すことが、常識のようです。
それほど、みんな賢いか・・・。わかりません。何のための大学か。そんなにたくさんの人が大学を出て仕事あるのか。わかりません。恐らく、日本と同じ。大学は、出たけれど・・・。就職は、全部の人が出来るとは、思えません。
 人間何が無駄で、何が必要か、人によって異なります。
台湾人は、台湾人の必要性で大学へ行っています。
外国人の私がとやかく言うことではありません。台湾人が決めればいいことです。
世の中に、無駄なことは、ありません。
 自分が必要だと思う物を買ったら、投資したらいい。
投資も、無駄ではありません。自己投資出来る人は、好きです。親に頼る人は、余り好きではありません。
人生の途中経過ですから、お姉さんに借りようが、大学の奨学金を借りようが自由です。
ひとつだけ。借りた物は、必ず返しなさい。自己責任です。
 最終的には、自分のケツは、自分で拭けば良いだけです。
                              再見。

463 ブログ463 生徒は、見抜く力が

2013-05-14 01:25:56 | 台湾
私の教師生活の十年は、ハンデのある生徒と一緒でした。
はじめは、車いすの祐希。
それから、ヒデ、りほ、のんちゃん、やくくん。・・・・・・。
いろんな生徒と出会い。
彼らの苦しみが、私の苦しみになりました。彼らは、ハンデがあるが、普通学級の目つき、態度。言動で・・・。とんな人間であるかわかります。
 とくに、「やく」くんのお父さんは、とても怖い人でした。
三年生になったら、「ふつう」学級で授業を受けろと。
私は、その話を伺った時、このお父さんに、どのようにわからせようか、考えました。
お父さんは、自分の子供が「知的」障害者であることを認めたくないのです。親は、みんなそうです。自分のこどもが遅れていると認識するのは、辛いことです。だから、普通学級で・・・。自分の息子が耐えられると思っているようです。
私は、・・・、ただお父さんの話を聞いて・・・・。
 わかりました。ただ、一つだけ。やくくんに普通学級で、一ヶ月だけ、練習させてから、
普通学級へ行かせてください。と言いました。
二年生の二月一日から三月一日まで一ヶ月間。この一ヶ月無事にうまくいったら、普通学級へ行かせましょう。
 やく君は、死にものぐるいで耐えました。耐えて、耐えて、耐え抜きました。
けど、・・・。やく君の元気がしぼんでいくのが、お父さんにわかったようです。
やく君は、とても大食いです。毎日、お父さん、お母さん、妹と四人で食事・生活していて、
気づいたようです。
お父さんが、自分の息子の食欲が減っていくのが・・・。
一ヶ月で、三キロ~五キロ痩せたようです。
 やく君は、お父さんには、言えない。どれだけ、辛い思いをしているかは、・・・・。ひたすら、『我慢』。
もちろん、普通学級の生徒にも、親切にしてくれる生徒もいる。ところが、「いじわる」を言う生徒もいます。やく君には、わかるのです。「自分が招かざるお客 」であることが・・・。だから。したすら我慢していたようです。
立派です。やく君は、一ヶ月一度も休まず、学校に通いきりました。
 そして、校長室でお父さんが校長に。
「先生、この子は、来年も特別支援学級でお願いします。」やく君のお父さんが、障害認知した瞬間です。この障害認知が最初の関門です。
翌日から、やく君は、笑顔で特別支援の教室へ来ました。
一ヶ月ぶりの「おはよう、のんちゃん」
「おはようヒデちゃん」
「りほちゃん。おはよう。」
みんながそろうと、自然と笑顔がそろいます。もう昔の話です。
再見。