↑夕方。グラデーションが刻々と変化していきます。
盛岡天満宮の狛犬は独特の顔をしています。かつて石川啄木がよく天満宮を訪れ、この狛犬を「石馬」と呼んで愛で、歌にも詠んでいます。
この狛犬を南部鉄器屋さんがミニチュアにしました。私はそれを職場で文鎮として使っています。
今日、同僚の一人がそれに気づきました。「これって、あれだよね?!あそこのあれでしょ?!」「そうそう!あそこのあれ!」「うわ、これ、やばいでしょ。うわ~こんなのあるんだ。」
これの価値がわかる人が身近にいて、それはそれは嬉しかったのです。そう、やばいくらいの価値があるもの、と思っているからなのです。
すると他の同僚達が「え、何それ?」「何何?」と寄ってきたのです。
「ほら、こういう感じで2匹対になっていて、一匹は口をあいていて、一匹は口を閉じていて。」「・・・ゴリラ?」「・・・気持ち悪い。」
この人たち、生粋の盛岡人。知らない人は知らないものなのですね。
ま、いっか。わかる人が身近にいただけで、私はうれしい。
私はこの狛犬、かわいいとおもいますけどね~。
↑これは本物の狛犬。口を閉じてる方。