甚六ぶらぶら日記

岩手の穀潰し主婦・甚六の覚書

夫婦の山

2007-11-30 18:45:41 | 岩手噺


今日の岩手山


こちらは姫神山


 岩手山と姫神山は夫婦なんだそうです。確かに岩手山は男らしく、姫神山は女らしく見えます。(名前も姫ですし。)
 岩手山には一度だけ登ったことがあります。10年以上前、噴火の前のことです。体力のない私は大変な思いをして登りました。雲海の隙間から見えた下界がまるで地図みたいだったこと(今思えばまさしくgoogle earthの世界)、下山してすぐ岩手山を見上げ、「さっきまであそこにいたんだ」と感慨深く思ったことをよく覚えています。
 姫神山はもう少し気軽に登れる山のようですが、私は登ったことがありません。姫神山に登って岩手山を眺めたら、「妻」としての姫神山の気持ちがわかるかもしれません。

 今日の岩手山はなんだか神々しいような美しさでした。ふと頭をめぐらせてみたら、姫神山も遠くに見えていました。姫神山の積雪はまだのようです。