ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

10月22日は、時代祭

2022-10-22 21:22:31 | 名所旧蹟の話
10月22日は平安神宮の例大祭、時代祭の日です。今年は3年ぶりに時代絵巻行列が開催。
先頭は見出し写真の通り、維新勤王隊と錦の御旗、山国村から参じた鼓笛隊です。

ここから京都に都のあった約1100年をさかのぼっていきます。

西郷吉之助に坂本龍馬。

そして、皇女和宮。

孝明天皇の妹で江戸に下向し、14代将軍徳川家茂の御台所になる女性です。


こちらは言わずと知れた織田信長。

さて、時代祭では室町初期の南北朝時代は「吉野時代」と表記されます。
平安神宮が創建された明治時代は、時の政府が南朝が正統で北朝を認めていないという事情がありそうです。なので南北朝ではなく、南朝が置かれた「吉野」時代でしょう。

南朝を支えた武人を代表し、楠公こと楠木正成が登場。

さて鎌倉時代は、政治の実権が東国に移ったこともあり、他の時代と異なりさらっと流しているのも面白い。
隠岐に流された後鳥羽上皇などが登場することなく、源平合戦の時代に。

女性の武人は巴御前。木曽義仲の妾で、木曽義仲が打たれた後は和田義盛の妻になったとされる女性。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では秋元才加さんが演じてますね。

馬だけでなく牛が登場するのも楽しい。

ギコギコと牛車も進みます。

ほら貝が聞こえてきたら、平安遷都の時代をあらわす「延暦時代」。

約2時間かけて1100年さかのぼった行列も間もなくフィナーレです。


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