ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

台風一過の渡良瀬遊水地

2019-10-13 15:40:08 | スペーシア
昨晩未明、スマホは避難を促すエリアメールの警報音が何度も鳴り、外は夜通し堤防決壊を警戒する水防サイレンが鳴り響き…
あまり眠れませんでした。
でも、朝を迎えれば利根川~渡良瀬川の堤防も持ちこたえ…良かった。

さて、昼前にスペーシアのオイル交換を予約していたので、通常営業であることをスズキに確認。
お世話になっているスズキは、古河市外れの旧三和町。オイル交換終了後は台風の爪痕の確認パトロール。
被害の大きい地域の方には申し訳ない。幸い大きな被害が出なかったから出来るのですが、

雨に洗われ緑も空もきれいな、KDDI八俣送信所。ポツダム宣言受諾を全世界に送信した歴史ある送信所。
その裏は、台風が直撃すると毎度毎度氾濫する西仁連川の低湿地。

今日は持ちこたえました。満々と湛えた水面に台風一過の空を映していました。

ここから、栃木県に入り渡良瀬遊水地の古河市対岸へ。
普段は…

このように葦原が広がる遊水地ですが、
今日は、

満々と濁流を飲み込んでいました。

葦原はすべて水の底。

ここから9km下流は、栗橋水衝部と呼ばれる利根川と渡良瀬川の合流地点。
合流地点の左岸が決壊すると我が町古河が水没し、右岸が決壊するとカスリン台風のように埼玉県~東京都江戸川区が水没するといわれます。

今朝の8時半、利根川上流河川事務所の河川情報画像。合流地点すぐ下の栗橋はJR宇都宮線の鉄橋スレスレまで増水。

未明のサイレンはここの決壊の危険性を報知していたのです。幸いあとわずかで越水氾濫というところで持ちこたえました。
未明の段階で本流の利根川は水位低下に転じていたものの、長時間豪雨にみまわれた栃木県南西部を水源とする渡良瀬川やその支流思川の水位は下がらず…
合流地点の栗橋(古河対岸)は今朝10時ごろまで氾濫危険水位を超えた状態が続きました。

でも、渡良瀬川からの激流を渡良瀬遊水地が呑み込んでくれたので、寸前のところで栗橋水衝部の決壊が回避できたのかもしれません。




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