ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

松尾鉱山の廃墟から安比高原へ

2014-08-14 21:22:43 | ルーテシア
今日は秋田県の後生掛温泉と乳頭温泉に行ったのですが…
今回の東北ドライブ旅行、盛り沢山なので、まだ昨日の午後の話です。
昨日午前のイベント、藤七温泉に入って八幡平山頂が寒かった話の続きです。

八幡平アスピーテライン、山頂の見返り峠から再び岩手県側に下りた場所にあるのが…

松尾鉱山の廃鉱跡。巨大な硫黄鉱山で山中の大都会の様相だったのですが…
日本のエネルギーが石炭から石油に代わり、石油精製時の脱硫工程により副産物として大量の硫黄が取れるようになると、わざわざ鉱山から採掘する必要が無くなったのです。

鉱山跡は廃墟となっていますが…完全に無人化したわけではありません。厄介なことに、今でも鉱山からは鉱毒水が湧き出すため、無毒化処理して北上川に流す必要があるのです。処理設備のみ今でも稼働しています。

さて、八幡平温泉郷に下りると安比高原まで20分ほど。

ペンション村で昼食。

カントリーミュージックが流れるペンションレストランで岩手産短角牛のハンバーグをいただきました。

食後は、安比高原の森を散策です。

ここは薪を伐採した跡地が、再びブナ林に戻った2次林です。

ブナは、隙間なく葉を広げ雨を受け止めます。受け止めた雨水は、

幹を伝い根元に浸透、大量の水を蓄える天然のダムです。