ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

釜揚げ桜えびと、静岡駅東海軒の元祖鯛めし

2012-09-01 21:35:55 | 食べ物帳
先日夕方、出先での仕事を終えて清水駅へ。

清水駅の裏手はすぐ港です。30分ほど余裕があったので、港の直売所へ。
清水は江尻宿、隣が興津宿。そして東海道の難所として知られた薩埵峠を挟んで由比宿。
このあたり、駿河湾は海岸から一気に深海に、これが今話題のいわゆる南海トラフの東端にあたるのですが…
沿岸にもかかわらず深海性の水産物が揚がる海です。

今回のお土産は、由比港で上がった桜えびの釜揚げです。

さて静岡に戻って新幹線で東京駅までは1時間。金曜日の夕方、指定席も自由席も満席でした。
この静岡駅で好きな駅弁は鯛めし。ただの鯛めしではなく「元祖鯛めし」です。

鯛のデザインはあくまでもクラシカル。
昨今は、流行に乗ったというか踊らされたチャラい駅弁が多い中、あくまでも硬派を貫く?
古き良き、正統派の名物駅弁の風格。もはや貫禄すらあります。実は、明治35年に発売された由緒正しき駅弁です。
蓋を開ければさらに硬派!

一面の鯛そぼろが、茶飯の上全面に敷き詰めてられます。味付けごはんと鯛と、沢庵だけ。
今時珍しいまでの質実剛健。でもこれが美味いんですよ!