
他社から遅れながらもようやく中級機として1000万画素を搭載し、先月末に新発売されたキヤノンEOS 40D……。発表直後にニコンからD300が発表されたことから、「こういうときのキヤノンは猛烈なヤル気を出し、あっという間に次の機種にMCされてしまうのではないか??」と勘繰りつつも、これまでの800万画素・EOS 20D&30D長期政権に比べれば新機軸を打ち出していることも事実です。そこで個人的には、「待ってました」という物欲モードと、「ここは焦るな」という節制モードが千々に入り乱れる8月下旬を過ごしたのでした (^^;)。そしてついに発売日……夕方、とりあえずS宿西口のY店へ行ってみますと、デジ一眼が急速に普及して需要が沸騰した数年前とは違い、新機種といえども予約待ちということはなく、デモ機をいじってみるとミラーショックが激減してレスポンスもメチャ速っ!……というわけで、即決購入。全くもってキヤノン党の宿命ですね (高校入学時にA-1を買って以来の付き合いですので、評価基準が甘い ^^;)。
さっそく翌9月1日の秩父行に持参しても良かったのですが、20D・30Dと比べると相当使い勝手が変わっている感じでしたのでやはり持参せず、まずは試し撮りをして習熟し、色の出方などをチェックすることにしました。目的地は……最近やや体内の東武分が低下していましたので、久々に伊勢崎線の聖地・小菅&梅島です!

まずは中央林間から半直で北千住に到着後、小菅へ。その3分後にはさっそく区間快速がやって来ました! この1枚目が記念すべきファーストショットですが、何と急行灯まで点灯しているではありませんか!! 偶然かも知れませんが、運転手氏には本当に感謝です!!
そしてやって来ました、梅島! 久しぶりに来てみますと、手前には背の高い保安機器箱が設置されており、低め&広めのアングルで構えるとモロに視界が遮られるようになってしまったのは残念ですが、悔やんでも仕方がありません。ビシッと撮影を決めて気分爽快!
試し撮りの感想ですが、取りあえずいくつか……
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【1】20D・30Dと比べてだいぶ短くなった (?) ファインダー像消失時間や毎秒6.5コマの連写速度、それにミラーショックの大幅な (?) 低減で、相当快適な撮影が出来るなぁ~という印象。
【2】新たに交換可能になったファインダーのマットを早速「スーパープレシジョンマット」に……ファインダーが相当暗くなるものの、完全にピントの山を見極め可。置きピン派には朗報!
【3】東武の真っ白い車体 (特にスペーシアやりょうもう) のような、これまで白トビしがちだった被写体も、相当描写が向上!
【4】モニタがキレイ!……他社よりはイマイチなのかも知れませんけど (^^;)。
【5】何よりも嬉しいのは、ISO400でのざらつきが減ったこと! (^o^)
【6】いっぽうメニュー画面など、複雑になった部分も (-o-)。要習熟!
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こんな感じで、短時間ながらも新デジ一眼の撮り心地を確かめ、東武撮影も楽しめたので大満足! う~ん、それにしても、9月は一時的に観光客が減り、東武快速が空く季節でもあります。ヒマが許せばこれに乗ってまったりと会津あたりに行きたいものです……。
※なお、以上のインプレは完全に個人的な感想と自己満足であり、どこかから金品をもらっているわけではありません。この記事を参考にして購入されて不満を持たれたとしても、当ブログは一切責任を負いません。自己責任でお願いします。
こんばんは、コメントどうもありがとうございます!
red starさんは30Dをお求めでしたか! 30Dは私も基本的には非常に気に入っているデジ一眼でして、20Dからモデルチェンジされた際にシャッターフィーリングが大幅に良くなったこと (20Dは押し心地が非常に硬くバタバタした感じでテンポが狂う) に加え、ISO感度設定が1/3段刻みとなって走りモノ撮影には超好都合であることから、発売日に即決で購入してずっと使ってきました (^_^)。40Dを購入したので予備に回してしまうことが少々忍びないですが、デジ一眼は定期的に使っていれば銀塩よりもはるかにコストパフォーマンスが良く、余裕でペイしますので、「まいっか」と思っています。
40Dは、ネットをあちこちみていると、「ミラーショック緩和のためのバウンドが気になる」「D300よりもショボい」云々……といろいろ言われているようですが、私としては試し撮りを通じて「撮り鉄にとって、この値段でこのパフォーマンスなんて夢のようでは??」とさっそく気に入っています (*^^*)。ただ、強いて言えば、モニタはキレイなのですけど、実際に出てくる色よりも派手に表示されるかな?という印象です (^^;
それはさておき、これまでお使いだったEOS Kissはもしかして初代でしょうか??……いやースゴい! 火を噴いたボディーも大往生という言葉がふさわしいですね……。
ちなみに、私は鉄道写真は完全にデジタル化してしまいましたが、山岳風景&海外スナップなどは銀塩リバーサルを維持しております。適材適所という感じです (^^;
さて、今回久しぶりに訪れた梅島はやはり最高に東武&東急8500系撮影が盛り上がる場所ですね (^^)。それに東武の着飾らない雰囲気も、個人的には気に入っておりまして、「帰ってきた」という気分にさせられます。ヨソ者の私ですらそう思うのですから、草加育ちのred starさんが「ウチの沿線!」とおっしゃりたくなるのも自然だなぁ……という気がします (^^
こんにちは、コメントどうもありがとうございます!
1996年頃といえば……確かEOS kissは初代かNewのいずれかの時代でした。とにかく猛烈な勢いで売れまくって、一眼レフ使用人口を増やした一台でしたね……と言いつつ、私はこの頃までA-1とFDレンズを頑なに使い続けていました (^^;)。
red starさんもさっそく40Dをお使いですか! そうなんですよね……シャドウまで滑らかに出るデジタル画像を毎秒6.5コマも量産してくれるのですから、40Dばかりになってしまいます。実は個人的にはもう今さら、シャドウ=台車まわりのトーンが出にくいリバーサルで鉄道写真を撮る気はなかったりするのですが (^^;)、たまにはモノクロフィルムで高クオリティなネガを得て、スキャンして遊びたいな……なんて思ったりもします (残念ながら自家現像の技術はなし)。
さて、東武線内を走る東急8500系は、バックの街並みや高架線の違いや踏切の存在からして「東武激走中!」という雰囲気がビンビンに感じられると私も思います (^_^)。そして、ほとんど東武の急行の主役を乗っ取っているような気も (^^;)。それもひとえに、8500系のデザインがシンプルでニュートラルだからでしょうか?? これが東武30000系ですと、乗り心地や内装のクオリティは非常に高いのですが、地味な内容と車内広告で田園都市線からは少々浮いているのが否めなかったりします (でも田都から撤退しないで欲しい……)。その点、50050系のほうが田都になじんでいるような気がします。
それにしても……東武の車内広告は、他の私鉄の同じような広告と比べて、どうしても一昔前かふた昔前の雰囲気が感じられるのは私だけでしょうか (^^;)。広告代理店のセンスの問題だとにらんでいるのですが……(^^;;;
大幅脱線レス失礼しました (爆)。
おはようございます、レスへのレスどうもありがとうございます!
30000系と50000系列のどちらが良いかと言われれば、やはりファンでしたら圧倒的に30000系でしょうね〜。ただ、あくまでパット見イメージ重視な田都セレブ (?!) の皆様から見たら、やはり50000系の勝ちなのではないかと予想しています。何せ、青葉台〜渋谷&表参道間で急行を利用する場合は座れませんから (爆)、敢えて極論に走りますと、彼らにとって椅子の座り心地は全く二の次である可能性があります。寿司詰め車内がどれだけ明るく、空調が快適に効いているかが大事だと考えている……のかも知れません (^^;;;;;;;;;
ちなみに、50050系の座り心地を気にする私は中央林間利用者ですので、セレブではありません (田都住民から見れば超貧乏人。爆)。
さて、東武と東急の車内広告につきましては、それこそビールを何杯飲み足しても論争は尽きない可能性があります (超爆)。少なくとも、半直が始まった直後の東武車の車内をめぐっては、ドアの上の「珍○」といい、路線図の終点が会津田島であることといい、非常に多くの田都乗客の目が点になっていたことだけは確かです。この点について論考して、ネット上をはじめ物議をかもした文章として、原武史『鉄道ひとつばなし』(講談社現代新書)という本がありますので、ご興味がありましたらどうぞ……(^^;;
昨日業平橋駅近くを歩いていたら駅前の信号名称看板が
「業平駅」から「業平橋駅」に変更されてました。
なにげに「業平駅」の表記、好きですけど...私だけですかね?
こんばんは、コメントどうもありがとうございます。
記事とは関係なさそうだな〜と思ったのですが、まあ東武の聖地・業平橋に関することですから良しとしましょう (笑)。
駅前の信号、ついに正式な駅名と一致ですか……。車窓から眺めるたびに、「橋」を抜いた表示を目にしますと、私も何やら古今和歌集あたりの歌人にちなんだ駅名っぽさが漂ってきて風流だなぁと思っておりました (^^;)。これからさらにこの界隈は再開発されてしまい、東武の味のある本社も建てかえられてしまうそうですから、何だか残念ですね……。