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地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

上信のシブい役者2016 (3) 切妻151F

2016-12-29 00:00:00 | 地方民鉄 (関東北東部)


 ここのところ、中山道を歩く旅の途中で出会った鉄道車両を断続的にアップしているところですが (徒歩鉄という新ジャンル開眼? ^^;)、そういえば上信が高崎駅を発車して最初に通過する踏切である中山道踏切を渡った際に、上手い具合にやって来てくれたのが……元西武401系の151F! (実際には10分以上踏切で粘りましたけど ^^;;;) そのときの姿は↓をクリックして頂ければ表示されますが、「ググッとぐんま」キャンペーンに協賛する「うまへた」なステッカーHMが付いている反面、余りにもドピーカンなトップライトなのがイマイチでした。というわけで、去る8月に「あまのじゃく軍団」の一員として参戦した上信ビール電車の下仁田での折返し休憩中に撮影したカットを引っ張り出してみました。



 上信151Fは、西武401系の貴重な生き残りにして、長年にわたる上信の主力として大活躍を続けてきたものですが、とりわけ最近は1000系に端を発する上信標準塗装 (緑バージョン) を纏っており、乗って良し、撮って良しという嬉しい存在となっています。しかし、元々上信のオリジナル車 (250・6000形) と比べるとボロさが目立つのはどうしても否めず、しかも西武新101系や完全新造車7000系の導入以来、西武701系をベースとした下回りと車内のいずれも、相当ヤバいレベルになりつつあるのかもな……と思います。
 そこで、そう遠くない将来に、7000系の追加投入 (予算面であり得るのか?) や他社からの購入によって、この編成を含む上信150形が果たしてどうなるのやら、そろそろ懸念するべき頃合いとなりつつあるような気がします。では、他社から購入する場合、その車種は一体どうなるのか……? 妄想するうちが華というものかも知れませんが、すぐ脇を走る107系の車体を活かし、下回りをごっそりと入れ替えたシロモノとか、結構上信には使い勝手が良さそうではないか?と予想しているのですが……。