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地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

第四ジャカルタ炎鉄録 (34) 東葉高速1060F

2013-06-19 00:04:00 | インドネシアの鉄道


 去る1日から運用が開始されたジャカルタ圏の自動改札&乗車券のICカード化、及びそれに伴う運賃の距離比例化は、何のかの言ってICカードの予備不足やら何やらであるため、予備として用意された紙の乗車券との併用という如何にもありがちな展開となっているようですが、これに合わせて (特に自動改札を設置するスペースの確保の関係で) あちこちの駅で旧駅舎の使用が停止され、急ごしらえの新駅舎や新改札に移行しているとか……。いつの間にか個人的な次回ジャカルタ遠征があと約2ヶ月後に迫っているのですが、多分これら駅舎インフラ面で相当浦島気分を痛感することになるのだろうなぁ……と予想しています。



 というわけで、さっさと昨年8月に撮影した分のお気に入りカットをアップし終えてしまいたく (果たしてそれは可能なのか?! ^^;)、東葉高速1000系の続きです。
 総じて東西線5000系、ならびに本質的にはメトロ5000系と同じ車両である東葉高速1000系は、東西線での激烈な混雑を耐え抜くタフでシンプルな (?) スペックが幸いして、ジャカルタの地でも故障が少なく絶好調のフル回転を続けておりますが、この2形式の導入にあたって賄賂が飛び交い大騒ぎになったことを思えば、実は賄賂の金額をプラスしても故障が少ない分だけ安上がりな買い物だったのかも知れません (んなこたぁない? 爆)。
 そんな東葉高速1000系のうち、1060Fは正面の額縁部分にバティック模様をあしらい、東葉高速マークも神鳥ガルーダと見立てられてピカピカに光っておりました。そんな1060Fがガンビール~ジュアンダの国政中心部を走る姿は、ある意味でジャカルタの電車が最も輝きを放つ一瞬でありますが、最近のホーム撮影原則禁止措置により、気軽にこういうシーンを撮影出来なくなったのは残念です……(TT)。