
11月も半ばを過ぎ、平地でも紅葉が進みつつある今日この頃。そんな中、先日は1~2ヶ月に一度の関西出張に出掛けまして、あちらこちらと気になるスポットを周遊して参りました。最近は関西を訪れてもほんの申し訳程度に撮影するのみですぐに東京に戻らなければならないことが多かったのですが、今回は用務を除いて2日間を鉄活動のために確保しましたので、そのぶん収穫も大です♪ というわけで、春の中京地区周遊、夏のインドネシアのレポートも全然まだまだですが (滝汗)、晩秋の関西の風情を楽しみながらの記録をぼちぼちアップして参りたいと存じます。
一発目は奈良ウグイス103系の環状線内運用! 朝のラッシュ時に区間快速として天王寺に到着したのちグルグルと環状線を回って10時過ぎに森ノ宮に入庫するこの運用は、既に去る5月の出張撮り鉄の際にも撮影しているのですが、天気がシトシト雨で今ひとつ気分的に不発気味だったため、いずれ無くなる前に撮り直しておこうという次第です。否それ以上にお手軽な理由としまして、のぞみ99号で新大阪に着くと、このグルグル運用を撮るのに丁度良い頃合いであるという……(笑)。

しかし……季節のめぐりはある意味で残酷でありまして、日の長い季節であれば超ド順光な場所であっても、晩秋に訪れると影が落ちまくり……(-_-;)。そこで、1枚目の画像は超望遠300mmで撮影したカットを思い切りトリミングしております (滝汗)。まぁ、カッコ良く決まったので良しとしましょう……。一方、超定番スポットで撮影した2枚目のカットは、折角の入庫直前・京橋行でありますが、顔に余り光が当たらなくなっているというヒヤヒヤものの記録となりました。あと20~30分早い時間に設定されていれば良いのになぁ~と思う次第。
まぁいずれにしましても、山手線から103系が消えて間もなく約30年になりつつあるという昨今にあって、西のもう一つの環状線ではこうして未だにウグイス色の103系がやって来るというのは感動的なものがあります♪ しかも1枚目を撮影した後にはそのままこれに乗って2枚目のスポットまで移動し、「プシュッ!ガラガラガラ……」というドア音や、やや重いトーンのMT55サウンドを楽しめましたし……(^O^)。夏に訪れたインドネシアでは、車両が余剰気味であることと103系自身の不調 (?) のため、103系は全く運用されておらず、かな~りフラストレーションがたまりましたので (爆)、それだけにこうして103系が大都会の風景の中を日常的にやって来る光景には激しく癒やされます……。
ちなみに、2枚目のカットを撮影するにあたっては、先客の方としばし楽しい会話で暇つぶしをさせて頂きました~。京王沿線からお越しとのことで、首都圏と比べて関西の電車シーンは如何にうらやましいか……という話題で盛り上がった次第ですが、その会話自体、そして大阪のド真ん中のホーム先端に陣取っているのが2人とも関東人であるということ自体、まさに日本における鉄道趣味の現状を象徴しているように思われた次第です (汗)。この方とはその後、京阪関目・大和田までご一緒させて頂いたのですが (どうも大変お世話になりました! m(^^)m)、会話の内容からこんなブログの管理人であるということがすぐに判明してしまうようで、いやはや、単なる備忘録のつもりがいつの間にか世間様に向かって一人歩きしているという状況に冷や汗ものです (^-^;)。