
先週の広島出張は、その前後にたっぷり (?) 撮り鉄する時間があり、久しぶりの息抜きのチャンスとなりました。そこで、なるべく時間をかけて、未撮影ゾーンの岡山を攻略しよう……というわけで、前日の夜に東京でパーティーに出席した後はそのまま「サンライズ」の客となり (笑)、朝6時半に岡山に到着しました。
まず訪れたのは宇野線の妹尾駅。今回の出張撮り鉄にあたっては、事前に下調べをする時間がほとんどなかったのですが、運用数が極めて少ない岡山の103系については遺漏なきを期し、朝のラッシュ時に設定されている2運用がいずれも宇野から岡山に向かうことを確認しておりました (笑)。そこで車内からロケハンしまして、対向式ホームかつ順光になるような妹尾で下車したという次第です。
朝の妹尾駅は、岡山のベッドタウンらしく通勤客で賑わい始める傍ら、瀬戸内の静かな町の朝という風情が漂い、一夜にして首都圏とは随分違うところに来たなぁ……という気分。これであとは、朝っぱらから地元のヤンキーが駅前集会をしていなければ最高だったのですが (-_-;)。それはさておき……待つことしばし、上りホームの4両分のスペースがびっちりと通勤通学客で埋まった頃、いよいよ103系・634Mの御登場! 岡山に現在ある3本の103系のうち、唯一上り方の先頭車がクハとなっているH17編成です! (*^O^*)

その後はマリンライナー8号に乗りまして大元に移動、103系の2本目である638Mを待ち構えます。しかし……事前に地図と太陽の方位を照らし合わせなかったのは大誤算でした (汗)。H12編成の638Mが大元に到着する頃には、光線はちょうど真横から射すようになってしまった……。そもそも、こういうたまたま訪れる日に限って超ドピーカンになるのが悪い!と思うのですが (^^;)、まあ所詮出たトコ勝負ですので仕方がありません。正面を思い切りレタッチしております (汗)。
今回個人的に一番期待していたのは、戸袋窓が残るH13編成ですが、残念ながらこの日は予備車だったようです。岡山に配属されている3編成のうち、終日運用に入るのは1編成のみで、1編成は朝晩にちょこっと走るのみ、もう1編成は予備とは……何とも勿体ない話ですが、基本的にトイレ付きのセミクロス車をサービスとして提供している岡山地区では、103系はどうしてもラッシュ主体のピンチヒッターという性格が強いのでしょう。今はなきマスカットの時代は5編成が配属されていたと記憶していますが (結局岡山では撮っておらず、広島での活躍を撮影しただけ ^^;)、やはり評判が悪いために減らされたことが予想されます (汗)。
ちなみにこの後は、岡山に到着した634Mがさらに赤穂線の長船に向かったのち引き返してきた糸崎行の1729Mに乗って西へ向かおうと思ったのですが、別のところに寄り道するため1本早い湘南色115系の三原行に乗車。そういえば、本線上を飛ばす湘南色の115系に乗ったのは本当に久しぶり……癒されました (^^)。