
先日京阪から、中之島新線開業・新3000系登場 (従来までの3000系は改番のうえ8000系に編入!) に関連し、従来の全車両を塗装変更する旨のプレスリリースがありました (詳しくは京阪公式HPをどうぞ)。塗装変更の話題が最初に持ち上がったのはたしか去年、それを知った瞬間「ええっ……伝統のグリーンを止めてしまうのか……。ただでさえ緑系塗装の鉄道車両は日本では減る傾向にあるので、緑系塗装好きにとっては残念無念……(-_-;;)」と思ったものです。ところがどっこい、いざフタを開けてみると、ををっ、一般車の緑ベース塗装は保たれたではないですか! しかもなかなかセンスが宜しい! (^^) まあ、少々阪神の新塗装っぽくもあり、阪神との合併や直通運転に未練があるのだろうか……と勘繰ってしまわないでもないのですが (^^;)、ひとまずは「さすが関西私鉄!」という感じです。
というわけで、最近いつ京阪を撮ったのだっけ……と思い出してみたところ、何と1年半前、琴電電車祭りに行く前日のことでした。ご無沙汰し過ぎ……(滝汗)。このときはJRW103系、そして鶴橋界隈での近鉄電車撮影を楽しんだ後 (その近鉄の画像もアップしそびれ中 ^^;)、京橋から京阪に少々乗って、名物の複々線を激走する車両たちの撮影に興じたのでした。

1枚目は、野江で撮影した2600系の区間急行萱島行き。ダイヤ改正で出現したこの短距離区間急行は、もはや風前の灯火となった1900系が入りやすい運用ということで、かなり期待していたのですが……結局1900系はまったく姿を現しませんでした (-_-;)。それでもまあ、1900系に負けず劣らず抹茶の味わいのようなシブいオーラを放っている2600系が頻繁に姿を現し、猛スピードで激走していますので、楽しめたことは申すまでもございません!
野江でひとしきり撮影したあとは森小路までちょいと前進。上り列車を撮るには、野江よりも森小路の方がやりやすいですね (^^)。そして……やって来ました!ドアがいっぱい5000系!! 京阪の中では際だってゴツさが目立つ車両ではありますが……やはり私は、幼い頃図鑑で眺めた京阪電車といえば3000系と5000系という世代ですので (笑)、編成数はもともと必ずしもそれほど多くないとは言え、こうして主力として突っ走ってくるのをファインダー越しに眺めていますと心が癒される思いがします (*^^*)。
ともあれ、ニュースリリースをきっかけに以前の写真を漁ってみたところ……やっぱりおけいはんはシブいですな~。これから先、去りゆく旧塗装を惜しみ、洗練された新塗装を楽しむ……という、過渡期の楽しみを味わうために関西に通いたいものですが、そういうときに限って忙しいうえに、関西出張の機会がないのがイマイチ悲しいところです (^^;;