
前にも記しております通り、ここに来て急激に増えつつある東急5000系列。とりあえず、5159Fが東横線で営業運転に入った代わりに8000・8090系のいずれかの編成が脱落したという話は聞いていないのですが (ホッ)、恐らくこの編成が運用に入れば必ず変化が起こるだろう……と思われる5160Fが、一昨日・昨日と長津田に甲種回送されて来ました。
もともと個人的に「走るんです」シリーズは好きではないですし、8000系を追いやる張本人……と思うとなおさら複雑な感情がありますが、たまたま時間的に都合がついたこともあり、せめて一度は5000系列の甲種回送を撮ることによって激変期の東急の一記録としておこうか……と思いまして、昼過ぎのJR長津田駅ホーム先端にて待ち構えてみました。
もっとも、そういう動機よりも、DE10が牽引する甲種回送のバリエーションを楽しみたいという発想の方が大きかったりしますが……(^^;;;)。

JR側の側線に到着した甲種列車は少々停車したのち、今度はDE10が後ろから押すかたちでゆっくりとJR・東急連絡線を通過し、東急側の受渡線へと入って行きます。こうして5160Fの東急における一生が始まるわけで、しかもそれは従来の東横線8000系が渋谷と桜木町・元中のあいだを往復するだけだった (一部は大井町線に転属) のとは違い、川越・小川町・所沢・飯能、そして大和・海老名……といったところまで幅広くカバーするものになるのでしょう。
そしていずれまた、伊豆急へ向かう8000系が、入れ替わりにこの線路を通って旅立って行くことでしょう……。
【付記】長津田駅での撮影中、東武51054Fが運用に入っているのを確認しました。足回りなども全く汚れていないのを見ると、一昨日か昨日あたりに初めて運用入りしたのでしょうか。少しずつ30000系が減りつつありますが、どうも東武は今年度の50000系増備も大部分を50050系とし、田都直通車から中間運転台をなくすペースを早めるのでは……と予想。短期政権に終わりそうな30000系@田都を記録しておきたいという方は今のうちから撮り貯めた方が良いかも知れませんね。
そして……東武宇都宮線の5050系が心配……。(-_-