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地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

上信デハ205旧塗装復活! (TR-11様ご撮影)

2010-09-27 00:00:00 | 頂き物画像


 上信電鉄では昨日「鉄道感謝フェア」が開催され、その直前には両運転台のデハ205号 (高崎方が東武顔の珍車) が懐かしの紺帯旧塗装に塗り直された旨のサプライズ発表がなされました!……が、私はあれこれ仕事が山積しており、高崎まで出かける余裕はなく、実はその直前サプライズ発表も知らずにPC画面とにらめっこする日々を送っておりました。そんな折、かねてから大変お世話になっております、地元群馬ご在住の「TR-11」様から、デハ205旧塗装復活御披露目混合列車走行シーンというとんでもない画像を頂きまして、まさに感動・感激の極み……!



 思い出してもみれば、個人的にデハ205を撮影したのは今から約8年前、下仁田駅で寝ている姿を眺めたのみで、営業運転中の姿を撮ったことはありません。と申しますのも……この8年前の上信訪問の際には幸いにして標準塗装車ばかりが稼働していたものの、その後訪れても派手な広告車ばかり……上信を訪問する意欲はすっかり下がりっぱなしで、205号もどうせ単行の予備車扱いなのだろうと諦めていたからであります。しかし、しかーし! これぞ上信のあるべき姿! 昔の写真を本で眺めてかねてから思慕し続けた姿! それが今やこうして再現され、恐らくはこれから冷房が不要な季節において使う気満々であると思われますので、俄然「久しぶりに上信行きたい!」熱が沸騰しております (*^^*)。
 これであとは、デハ200+クハ300がこの色に戻り、250・1000・6000といった傑作の面々が本来の大胆で美しいストライプを取り戻してくれれば何度でも通いたいのですが……いっぺんには無理でしょうか (^^;;)。
 何はともあれ、とにかく感動的な画像をお送り下さったTR-11様に心よりお礼申し上げます m(^^)m

韓国国鉄龍山工場の現状 (ぱれっと様ご撮影)

2010-09-08 00:00:00 | 頂き物画像


 朝鮮半島38度線の北では恐らく今日あたりに労働党党代表者会なるものが開かれ (明日が党創建記念日ということですので多分そうでしょう)、ジジイ (金日成) そっくりの青二才が「偉大なる革命の血統」なるものの後継者となる云々が言われております。「そんな作り話にも程がある革命聖人ごっこをしているヒマがあったら、人民にメシを食わせるために一刻も早く中国の真似をして開放政策をやれよ」と思うのですが、せっかく連結させた南北間の鉄道も貨物列車の小運転ですら運行再開の見込みはなく、旅客列車の直通運転に至っては全く目処が立たないのは困ったものです。複線電化とともに主要駅に副本線が整備された京義線を、中国国鉄客車を使った北京からの直通列車や、ソウル~平壌間を結ぶセマウル (?) や北朝鮮客車が行き交うのを、一端の撮り鉄として楽しみにしているのですが……。
 いや、やっぱり一番良いのはさっさと崩壊してもらうことでしょうか。最近刊行された週刊朝日Mook『鉄道シルクロード旅行』をパラパラと見ておりますと、何と外国人は絶対乗車不可な一般座席車の車内写真が掲載されており(日本の43系客車に似た外観の急行用客車と思われます)、木目化粧板が貼られた暗~い雰囲気のボックスシート車内に思わず「乗りてぇ!」と叫んでしまいましたので……。取材が出来たのはまさに北に「友好的」なA新聞ならでは?と思われますが、とにかくダークグリーンのボロ客車や怪しいEL・近郊電車の宝庫であると思われる北で自由に鉄活動が可能になる日が待ち遠しいものです。



 さて、そんな朝鮮半島の鉄道事情のうち、いま一番ホットな (?) 話題と言えば、思いもかけず鉄道雑誌が創刊されたことでしょうか。その名はズバリ『Railers』と称し、いつもお世話になっております「ぱれっと」様がこの夏韓国で乗り鉄旅行を楽しまれた際に本屋で鉄道関連書籍・地図を物色され、たまたま平積みになっていた光景に大いに仰天されたそうです。この雑誌、さすがに韓国ネタばかり載せてしまっては早々にネタが尽きてしまうためか、日本をはじめ諸外国の鉄道事情の扱いにも余念がない内容とのことですが (今度ぱれっと様とミニオフ会をするついでにこの雑誌を受領することになっており、私自身はまだ雑誌公式HP以外直接目にしておりません ^^;)、ネットで見かける韓国人「鉄」サイトを見ておりますと、総じて日本の鉄道事情への関心も非常に高く (この点は、自国ネタだけではネタ切れに陥りかねない台湾と似ているような気がします)、まぁ読者サイドからの不満はないのでしょう。むしろ日本の鉄道事情は、韓国語で得られる情報がこれまで恐らく少なく、日本語を勉強して日本から直接仕入れる必要があった (?) と思われ、これからは韓国語ダイレクトで詳細に知りうるという点で福音なのかも知れません。
 しかし問題は……やはりどう考えても韓国における鉄道趣味はまだまだマイナーなため、果たして3号雑誌で終わらず永続するのかどうかということ。韓国ではとりあえず、鉄道建設と鉄道車両開発製造による国土改造・国際競争力強化を目指すべく、2020年を目処に国内主要都市間の移動時間を1時間半とする旨がブチ上げられ(『朝鮮日報』日本語版サイト・9月2日記事「KTX・全国を1時間30分で連結へ」)、民主党の支離滅裂な交通政策のためにますます鉄道ネットワークがジリ貧に向かいかねない日本から見ればうらやましくなるほどの政府主導による鉄道立国政策が推進されようとしています。しかしそれは同時に、趣味的な奥深さを持つ既存の鉄道車両・設備が加速度的に打ち捨てられ、鉄道シーンが至って単調になりかねないことを意味しているようにも思われます。セマウルとムグンファがなくなった後の韓国国鉄について、果たしてKTX・ビチュロ・ヌリロやロテム顔通勤電車だけで楽しめるか?雑誌のネタが続くのか?……と問われれば、個人的には消極的な印象でありますが (^^;)、「いやそっちの方が良い」という新しいファン層が今後の韓国鉄道趣味を支えて行くことになるのでしょうか。
 でもやっぱりセマウルとムグンファだろう……と思う私。そこで、ぱれっと様からメールで頂いた龍山工場の画像 (龍山駅から西の市街に向かう跨線橋にて呆気なく撮影可) にて、又してもセマウル動車やムグンファ電源車に大量の廃車解体待ち (?) が発生しているのを確認し、「嗚呼……こうしてますます韓国国鉄からシブい車両が消えて行く……」と悲しい気分になったのでした。もっとも、セマウル動車は全車ブルーではなく緑で、昨年の夏に撮影した車両が単に位置を変えただけであれば良いのですが、昨年秋にもここを訪れておられるぱれっと様によりますと、昨年秋の時点ではセマウル動車は一旦姿を消していたようですので、やはり新たな廃車追加……? うーむ。いつ登場するとも知れない将来の平壌直通列車に登板させるため 、保留車としてこまめに位置を変えているのであれば良いのですが。ムグンファ電源車も北朝鮮・中国・ロシアへの直通客車列車用として保留とか……。
 とまぁこんな感じで妄想が止まりませんが (^^;)、とにかくもこれらの長期放置車に再び活躍の舞台が与えられるよう祈るばかりです。情報&画像をご提供下さったぱれっと様には心よりお礼申し上げます m(_ _)m 近いうちに一杯やれるのを楽しみにしております!


横浜線のクモニ13 (165系アルプスさん提供)

2008-10-07 14:47:22 | 頂き物画像


 9月23日の横浜線開業100周年イベントは、ふだんこの路線と無縁なジョイフルトレインてんこ盛りの1日となり、ネット上を散歩しましても、沿線は「鉄」だけでなく老若男女入り乱れての大賑わいとなったことが見て取れます。まぁ、横浜線といえば普段は205系と「はまかいじ」の185系オンリー、たまに修学旅行臨や東急甲種が運行されるだけですから、そんな盛り上がりも無理もないことでしょう。
 でもやっぱり個人的には、地味な車両が地味に走る姿こそ横浜線の真髄だと思うわけでして……。せっかく100周年キャンペーンの幟やポスターに葡萄色のクモハ73近代化改造車を起用している以上、ここは敢えて隠し玉として是非、205系の葡萄色ラッピングをやって下さい横浜支社様!と思うわけです (笑)。
 そんな折も折、いつもお世話になっております165系アルプスさんから、横浜線の歴史を地味~に振り返る素晴らしい画像を頂きました! 横浜線の荷物電車として、73系4連と連結されて1日1往復していたというクモニ13の、1979年秋・引退直前の姿とのことです! 相原駅での撮影とのことですが、バックの小高い山を除けば、電車も駅もすっかり様変わりしてしまい、30年という時間が短いようで実はものすごく断絶があることを思い知らされます……。大変貴重な画像をご提供下さった165系アルプスさんに、改めまして御礼申し上げます! m(^^)m



 それにしても、そんな懐かしい鉄道荷物輸送の風景が、横浜線はおろか日本全国から消えてはや20年少々。ごく僅かに残る新聞輸送も、いまや専用の車両を使っているところはなく(小田急なども1980年代までは、薄い臙脂色に白帯の旧型車が単行で、新聞配送電車として走っていたものです。ああ懐かしい……)、せいぜい一般の旅客車内にアコーディオンや垂れ幕を下げて仕切りとしているのみ。こういう普段見慣れない、得体が知れず乗ることも出来ない電車が、思いがけず「ぬぉーん」というノリで姿を現し、余りにもナゾな雰囲気にメロメロになってしまうという経験が、そもそも濃いぃ鉄道趣味の原点だと思うのですが、そんな刺激を受ける機会もめっきり減ってしまったのは寂しいことですね……。
 そこで、現存するクモニ13につきましては是非、改めて全面的な上塗りによる延命が図られ、今後も毎年大井町のイベントを訪れる人を懐かしい世界に誘って欲しいものだと思います。
 それにしても、今回の頂き物画像を拝見するにつけ、ある妄想が脳内にむらむらと……(笑)。模型ネタではありますが、続きは右下をクリックして下さいませ。


 今年に入ってNゲージに手を出して以来、これは是非手許に置いておきたいと思う車両を破竹の勢いで増備したのは良かったのですが (但し財布はすっからかん ^^;)、トミックスから出ている73系の完成品のうち、葡萄色3段窓4連基本セットの新品は既にほとんど売り切れ (鬱……なお、仙石線の気動車色バージョンや富山港線の青バージョンはまだ豊富に市場在庫があるようです)。そこで普通の方が対策として考えることは、恐らくGM板キットからの自作だと思われますが、私の場合は先日東急8000系を完成させるまでそのような根性はなし (^^;)。取りあえず、辛うじて見つけた付属4連セットを確保して、まあ置物として眺めれば良いか……と思ったのでした。しかし、そこはやっぱりトミックスのハイグレード製品。妖しく艶やかに光る葡萄色の車体を眺めていますと、どうしても葡萄色オンリーで走らせ、横浜線や南武線っぽいノリを楽しみたいという思いが沸々と……(笑)。
 まさにそんなタイミングで頂いたのが、今回の165系アルプスさんの画像! そこでふと思いついたのが、鉄コレ・クモニ13との連結です! 高価なハイグレード車両をいじるのは非常に気が引ける一方、鉄コレでしたらちょっとミスっても恐くも何ともないぜ!という次第 (爆)。
 しかしここで難題が……。クモニ13に鉄コレ動力を装備した場合、そのままではボディマウント式TNカプラーが付きません。これは困った、というわけで、やっぱりGMキットの73系を数両自作して動力を装備し、アーノルドカプラーのままクモニ13と連結した方が早いのだろうか……と思っていたところ、何とアキバGMストアのレジの横に救いの神が! 鉄コレ動力にボディマウント式TNカプラーを装着するためのボナ製アダプターなるものを発見! そこで飛びついたまでは良かったのですが、かなり細かいヤスリ作業やビス止め作業に呻吟し、それも何やら失敗臭い雰囲気に……(ビスをねじ込んでいたら鉄コレ動力の台枠にヒビっぽいものが……@o@;)。というわけで、最後は瞬間接着剤で補強&ごまかし作戦に打って出まして (^^;)、何とかクモニ13に装備完了! (^O^)
 なお、165系アルプスさんによりますと、横浜線73系末期の4連はクモハ73の近代化改造車やクモハ73 600番台が両端につき、中間はサハ78が入る編成が多かったとのことで (今回の画像もまさにその通り)、全車3段窓の編成とクモニの組み合わせは必ずしも現実的ではないのかも知れませんが、そこは脳内変換! (笑) こんな魅惑の編成が飛ばしまくっていた1970年代の横浜線に、改めて熱い思いを馳せたのでした……。
 なお、バックに東急8000系が写っていることにつきましては、例えば菊名の短絡線が現存している場合や、長津田での日々の邂逅をイメージしてみました (歌舞伎じゃなくて8039Fを手前に持って来るのが正解でしたね……^^;;;)

甲斐駒と115系 (165系アルプスさんご撮影)

2007-05-09 12:05:50 | 頂き物画像


 佳い天気に恵まれたこのGW、当ブログをご覧になっている多くの方も、いろいろな場所で絶好の光線のもとお気に入りのカットをものにされたことと思います。
 そんな中、このブログを始める前からお世話になっている165系アルプスさんから、素晴らしい画像を頂きました! 得意のホームグラウンドとされている中央線沿線の中でも最高の車窓パノラマが展開する場所で撮影された、甲斐駒ヶ岳バックの115系です!!
 青空の中に屹立する、名峰の中の名峰……そして芽吹きの緑と長野色! これこそ、日本の鉄道風景の最たるもののひとつでしょう!!!
 あ〜、またこの区間で、ビールを傾けながらボックスシートに揺られたくなってきました (^^;)。JREの車両置き換えのやり方からみて、長野地区の115系も置き換えが始まったらあっという間でしょうから、なおさら……。
 というわけで、ご投稿どうもありがとうございました! m(_ _)m

夢の琴電旧型4連 (ぱれっとさんご撮影)

2006-12-13 21:57:36 | 頂き物画像


 今週末の東武5050系イベントが迫り緊張が高まる今日この頃ですが、そういえば去る11月3日に行われた琴電電車まつりの夢のようなひとときから早くも1ヶ月以上経ってしまったことを思い出しました (^^;)。しかし、忘れないうちにご紹介したい当日の模様がまだまだある……というわけで、当日ご一緒頂いた「ぱれっと」さんから頂いた画像をアップしてみましょう! 電車まつり終了後、仏生山から普段のねぐらの瓦町へとまとめて回送される旧型車の4連です!! 
 う~~ん、これだけ旧型車が連結されていますと、まだまだ旧型車全盛!という雰囲気や迫力が感じられ、これがとても21世紀の光景だとは信じられないほどですね……(*^^*)。
 私はこの日予め、仏生山まつりの終了に合わせたマリンライナーと新幹線の指定券を購入していましたので、この回送があることは全く計算に入れておりませんでした (爆)。残念……!



 そんな琴電ですが、このたび公式HPにおいて改めてイベント開催の告知がなされました! 何と、志度線の335号引退 (ToT) と、琴電公式DVD長尾線編発売を記念して (恐らく315号引退記念も兼ねている可能性あり……)、旧型車3連運行と今橋&仏生山撮影会を行うという豪華な内容!! 電車祭りが始まった数年前の、まだまだ旧型電車がたくさんあった頃の内容に比べれば相当貧弱な内容なのかも知れませんが……都合によりなかなか行けなかった私にとっては朗報です (^O^)。これに行くとなれば、何と1年間に3回も高松を訪れることになりそうで (爆)、我ながら今年は「鉄」に相当力を注いだ一年だったなぁ……ということに気付かずにはいられません (^^;;