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地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

06年初春の平凡なDLシーン (2) 扇町

2006-02-25 21:13:07 | 貨物列車


 先日扱ったかなりん本牧地区から視線を北東に移しますと、そこは都会のローカル線派にはたまらない魅力を持つ鶴見線。既に当ブログでも扱っておりますし、余りにもその存在は有名ですから、改めて詳しい説明は不要でしょう (^^;)。
 そんな鶴見線の暖かな午後、例によって熊谷からの石炭ホキ返空を撮るため、扇町界隈を訪ねてみました。まず、鶴見発午後1時の電車に乗って浜川崎のヤードの横を通過中、DE10の単機が出発待ちをしているところを眼にしましたので、「扇町にはまだいない。これはそろそろ来るな……」と思い、昭和で下車。外側のカーブ (貨物専用) を通過する単機をさっそく撮影しました (^^)。余りにもありふれている光景ですが、鶴見線のDE10も更新機が運用に入る機会が増えつつあり、いずれは「原色の思い出」になることでしょう。

重化学工業地帯の貨物 (4) タンク車展覧会

2005-05-28 10:42:30 | 貨物列車


 ヘビーな雰囲気の京浜工業地帯の中に毛細血管の如く形成された路線網をゆく貨物列車ともなれば、当然貨車の種類もコンテナコキ・石油タキ以外にいろいろあるわけでして、今回はそんな普段ほとんど注目を浴びることがない、しかし個性的な化学薬品用タンク車を並べて楽しんでみたいと思います (^^;

 まずは↑こちら、青化ソーダ (青酸カリ) を運ぶタキ22900型です。別に、毒薬を量産するためではなく、確か肥料などの原料になるものですので念のため (^_^;)。てっぺんのドームが複数あったり、社紋の「うさぎマーク」がチャーミングであったり、なかなか個性的な車両だったのですが、つい最近一気に液体用コンテナに置き換えられて廃車になってしまいました……。この車両と化学工場群との組み合わせは「如何にも超レアな鉄道風景」という感じで好きだったのですが……。



 次は↑こちら、アンモニアを運ぶタキ18600です。たまに扇町駅に出入りしているようで、まるで白墨か煙草のような細長~い車体を見ていると、車体の中心でポキッと折れてしまわないか心配になります (笑)。



 最後は↑こちら、液体塩素を運ぶタキ5450です。何しろ運ぶ物が物なだけに、警戒色として黄色く塗られていますので、非常に目立ちます。しかし車体が小さいので、これを1~2両引き連れた大川貨物は「プチな鉄道貨物趣味」のほのぼのとした味わいを楽しめるのがミソですね。(^^)

 他にもいろいろと車扱の風変わりなタンク車はいろいろありますが、私は形式写真を余り撮らないほうですので、取りあえずはこんな感じでご紹介してみました (^^;)。

重化学工業地帯の貨物 (3) 扇町駅

2005-05-23 20:07:20 | 貨物列車


 無機質でディープな工業地帯を行く貨物列車という点では、JR鶴見線も負けてはいません。いや、鶴見線は戦前「鶴見臨港鉄道 (つるりん)」という私鉄として開業し、戦時中に軍事物資や軍需工場工員輸送の見地から鉄道省 (→国鉄) に吸収されたという経緯がありますから、鶴見線こそ日本の工業地帯臨海鉄道の元祖だという見方もできますね (^^;)。
 そんな鶴見線の貨物列車も、昔はもっといろいろな種類を扱っていたようですが (例えば大川からの日清製粉ホッパ車)、最近はトラック輸送に押されて削減が続き、日常的に運行されているのは扇町からの石炭・化学薬品列車と、安善からの米軍用石油列車、そして週2回だけ大川に出入りする化学薬品列車だけになってしまいました (あとは、浜川崎構内扱いで、昭和駅横のヤードまで石油列車が一日数回)。貨物時刻表を見ると、本数も少ない……(T_T)。
 ただ、一旦入換を始めれば、いろいろ機関車の付け替えや押した引いたの繰り返しとなりますので、時刻表上では1本の列車に過ぎなくとも、結構見どころ満載です (^^;
 そんな鶴見線で、如何にも工業地帯らしい光景をバックに貨物シーンを楽しめる一番の名所といえるのは、やはり扇町駅でしょうか。特に、毎日午後2時に秩父セメントの工場との間を往復する石炭列車 (もはやJR唯一の石炭列車) が到着しますと、EF65とDE10による目まぐるしい入換が繰り広げられます。鶴見線の103系はついに最後の1編成を残すのみで絶滅寸前、最早乗ることも叶わない存在となってしまいましたが (号泣……)、貨物列車は今後も扇町を賑わせてくれることでしょう……。

工場地帯の片隅をゆく大川貨物

2005-04-06 23:39:38 | 貨物列車


 ここしばらく「さよなら」の話題が続きましたので、趣向を変えて「どっこい健在」な話題を一つ。80年代以来、国鉄・JR貨物のコンテナ化と車扱減少は一貫した流れですが、一定量の原材料や危険物を決まった拠点間で安全に輸送するのは車扱鉄道貨物の得意技というわけで、古き良き貨物入れ換えシーンがあちこちに残っています。そんな数あるシーンの中でも、知る人ぞ知る世界ながら有名なのが、鶴見線の大川と言えましょう。昔は日清製粉に出入りするホキやワムを見かけたものですが、今や昭和電工に火・木のみタキ5450が1~2車出入りするだけとなりました。それでも、大川名物「手押し」を含め、絶妙なプロの入れ換えワザを存分に楽しめることは言うまでもありません (^^)。
 ちなみに、荷が少ないときは片道手ぶら、又は完全運休もあり得ます……。