かもめ見聞録

奇跡の炎上大王バーンをなま暖かく見守っていた、千葉ロッテ応援日記。

バルタザールの遍歴

2009-10-05 00:00:01 | 読書
なんだか、他所は、CS争いとか、優勝マジックとか楽しそうダナ~とか思いつつ、横目で見るしかできないのがさびしかったりもするんですが、まぁ…
いつものことなんで!!щ(゜Д゜щ)

試合のない日には読書でもするといいですよ(≧∀≦)
ってコトで、今日は読書で更新です(^-^)



『バルタザールの遍歴』で~~ス(≧∀≦)

日本ファンタジーノベル大賞受賞作品なんですケド…
え?ファンタジー??Σ(・ω・ノ)ノ
どこが??(・ω・;)(;・ω・)

ってくらい硬派な文章です(*'-^)b

まぁ、設定としては、1つの肉体を二人で共有しているんで、(おまけに幽体離脱みたいなマネもするんで)立派なファンタジー何ですケドね(;^_^A
全然そんな風に感じないくらい、カッチリ作り込まれてます

しかも、コレがデビュー作だっていうんだから、底が知れない(≧∀≦)
恐るべし佐藤亜紀!!(*≧∇≦)p

で、中身を、あんまりネタバレしない程度にご紹介。

時代背景はナチが幅をきかせていた、ヨーロッパ(主にウィーンとパリ)で、主人公は、洗礼名を12コも持ってるハプスブルグ家の傍系にあたる貴族様♪
前述した1つの肉体に双子が同居していること以外は、普通の歴史小説みたいです(*'-^)b

どんなハナシかというと、その2人(メルヒオールとバルタザール)が凋落していく様を描いた小説ですよ(≧∇≦)ノ

だいたい、目次からして、
第1部『転落』
第2部『転落の続き』
ですから!!(*≧∇≦)p

主人公のカッコイイ活躍シーンなんかはあまりありませんww
何しろ没落していく途中ですので
強いてあげれば、いけすかないナチ野郎に乗り移って、フランスの外人部隊に入隊させてやるところくらいですか


そんな小説なんですが、十分面白かったですよ
佐藤亜紀の他の小説が読みたくなる、そんな本でした~ヾ(@⌒▽⌒@)ノ
アマゾンで、中身ちょっとだけ読めるようになってるみたいなので、気が向かれたらどーぞ



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コメント (2)
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