新古今和歌集の部屋

業平 百人一首 伝烏丸光広筆掛軸コレクション

千はやぶる

唐紅 神代も
 に
水くゝる きかず
  と
   は 龍田川

伊勢物語 百六段

むかし、男、親王たちの逍遥したまふ所にまうでて、龍田河のほとりにて、
ちはやぶる神代も聞かず龍田河からくれなゐに水くくるとは



烏丸光広
天正七年(1579年)― 寛永十五年(1638年)
江戸時代前期の公卿・歌人・能書家。准大臣烏丸光宣の長男。官位は正二位権大納言。
多才多芸な宮廷文化人として、和歌や書・茶道を得意とした。とりわけ歌道は慶長8年(1603年)に細川幽斎から古今伝授を受けて二条派歌学を究め、将軍・徳川家光の歌道指南役をも勤めている。

書については、大変ユニークではあったが、寛永の三筆に決して劣らず、光広流と称される。本阿弥光悦や俵屋宗達など江戸の文化人と交流があり、また、清原宣賢に儒学を学び、沢庵宗彭・一糸文守に帰依して禅をも修めた。

平成29年12月5日 七

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