新古今和歌集の部屋

新古今集詞書論 蔵書

新典社選書 6
新古今集詞書論
武井 和人 著
新典社




新典社選書
新古今集詞書論
著者:武井和人
初版:1993年6月15日
発行:新典社
目次
一 はじめに
二 <き>と<けり>の書き分けから
1 問題の所在
2 話者=後鳥羽院の可能性
3 臣下の立場と院の立場
4 院主催の歌会・歌合等における<し>と<ける>
5 新古今時代における非院主催の歌会・歌合等の<し>と<ける>
6 勅撰集詞書史における新古今集詞書の位相
7 『新古今集』の成立事情と諸本
8 選者進覧本の内容をしのばせるある断簡
9 後鳥羽院と『新古今集』
三 選者自身の<題不知>歌
1 問題の所在
2 歌人ごとの健闘
3 『新古今集』における前代勅撰集の影
四 詞書の誤りと<題不知>
1 詞書の誤りとはーその定義
2 <題不知>歌の具体相ー『聞書集』の場合ー
3 明確に詞書が誤りである場合
4 詞書誤記に関するある想像
5 問題点の再提示
6 治承二年右大臣家百首の場合
7 一五八四番俊成歌の<題不知>
8 建仁2年5月26日影供歌合の場合
9 小括
10 多様な<題不知>
11 全て<題不知>の場合ー『定頼集』を例としてー
12 小括
五 詞書における書き分け
1 同一出典を持つ和歌間の詞書書式の微妙な差異
2 初度百首から取られた和歌の詞書の諸相
3 第三系列と第四系列の相違及びその有意性
4 式子歌の詞書と出典
5 第四系列内部の種々相とその意味
6 「百首歌奉りし時、Xの歌」の具体相とその意味
7 真の課題ー恣意と有意
8 詞書書式における恣意と有意
9 春上部巻頭の立春歌の詞書を読む
10 小括
六 作者名表記論
1 問題の所在
2 東大国文研における〔姓名〕+〔朝臣〕の発現状況
3 東大本の傾向
4 非略表記・略表記の混在について
5 実方朝臣の不可思議
6 『新古今集』の諸本・校勘の事
7 家隆・定家の作者名表記における揺れ
8 中間のまとめ
9 家隆・定家以外の作者名表記における揺れ
10 朝臣表記の有無から見た伝本の位置づけとその意味
をはりに
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