Facebook、2022年6月6日にあげた記事。
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「二人羽織」って。
知らない人もいるかもしれないけど。
↓
ににん‐ばおり【二人羽織】
袖に手を通さずに羽織を着た人の後ろから、
もう一人が羽織の中に入って袖に手を通し、
前の人に物を食べさせたりする芸。
見当違いの動きを楽しむ。
寄席や宴会の余興などで演じられる。
(コトバンクから引用)
例えが昭和な感じだけど。
昨日の覚書。
この二人羽織の「袖に手を通さずに羽織を着た私」が、
ずいぶん長い間…頑張って自分だけの力で必死に何かをしようと試みていたけど。
何をどうやっても上手くいかなかった。
自分の力で何とかしなきゃ、とやればやるほど苦しくなる。
そもそも、「袖に手を通した私」が背後にいるなんて知らなかった(忘れていた)し。
自分の背中は、どうやったって自分じゃ見れないし。
だから、私一人が頑張らないと!と必死だった。
それこそ引用にあるように「見当違い」の動きばかりだった。
でも、ふとした瞬間に背後の「私」を垣間見る機会が訪れた。
・・・あれ?
それでも、すぐにはわからない。
わからないのに、自分をあずけるなんて出来ない。
あずけちゃったら、どうなるかわからない。
それでも、間違いなく「気配」を感じ始める。
…何度も何度も。
どうやら、私はもっと大きな私に動かされているらしい…という想いと。
確証のないものに明け渡すのは怖いけど、私一人ではどうにも出来ない!もう無理〜!!
これが前後しながら次々と起きてくる。
「自分」で何とかしようとせずに。
少しずつ「袖を通した私」にあずけることで、ラクになっていくことがわかった。
背後にいて姿は見えないけど。
袖を通した私は全てを知っているらしい。
もう自分が頑張るのはやめよう。
この時、形の上では二人羽織だけど、
中身は一人羽織になったような(としか表現できない)体感覚がフッと来た。
昨日は、それを感じて涙が溢れた。
どうして涙が出てきたのかはわからない。
どんな言葉でも言い表せない何かを感じた。
どっちの私の涙なのかはわからなかった。
この涙の理由もわからなかった。
私は何もわからない。
私は何も知らない。
でも、全てを知っている私の手を取ればいいということだけはわかる。
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「二人羽織」って。
知らない人もいるかもしれないけど。
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ににん‐ばおり【二人羽織】
袖に手を通さずに羽織を着た人の後ろから、
もう一人が羽織の中に入って袖に手を通し、
前の人に物を食べさせたりする芸。
見当違いの動きを楽しむ。
寄席や宴会の余興などで演じられる。
(コトバンクから引用)
例えが昭和な感じだけど。
昨日の覚書。
この二人羽織の「袖に手を通さずに羽織を着た私」が、
ずいぶん長い間…頑張って自分だけの力で必死に何かをしようと試みていたけど。
何をどうやっても上手くいかなかった。
自分の力で何とかしなきゃ、とやればやるほど苦しくなる。
そもそも、「袖に手を通した私」が背後にいるなんて知らなかった(忘れていた)し。
自分の背中は、どうやったって自分じゃ見れないし。
だから、私一人が頑張らないと!と必死だった。
それこそ引用にあるように「見当違い」の動きばかりだった。
でも、ふとした瞬間に背後の「私」を垣間見る機会が訪れた。
・・・あれ?
それでも、すぐにはわからない。
わからないのに、自分をあずけるなんて出来ない。
あずけちゃったら、どうなるかわからない。
それでも、間違いなく「気配」を感じ始める。
…何度も何度も。
どうやら、私はもっと大きな私に動かされているらしい…という想いと。
確証のないものに明け渡すのは怖いけど、私一人ではどうにも出来ない!もう無理〜!!
これが前後しながら次々と起きてくる。
「自分」で何とかしようとせずに。
少しずつ「袖を通した私」にあずけることで、ラクになっていくことがわかった。
背後にいて姿は見えないけど。
袖を通した私は全てを知っているらしい。
もう自分が頑張るのはやめよう。
この時、形の上では二人羽織だけど、
中身は一人羽織になったような(としか表現できない)体感覚がフッと来た。
昨日は、それを感じて涙が溢れた。
どうして涙が出てきたのかはわからない。
どんな言葉でも言い表せない何かを感じた。
どっちの私の涙なのかはわからなかった。
この涙の理由もわからなかった。
私は何もわからない。
私は何も知らない。
でも、全てを知っている私の手を取ればいいということだけはわかる。