やさしいパン屋さん

光と風がとってもここちよい1日でしたね。
こんな日はお散歩したくなります。
そして夕方の空に広がった真っ黒な雲！
”早く帰らないと！”
なんて、おとぎ話のような日でした。


やどり木にはよく、小さなお子さんを連れた方や
妊婦さんがいらっしゃいます。
そうと知らずにいると「今、妊娠してて・・・」なんてお話が。
そう、妊婦さんは食べるものにとっても気を使ってらっしゃる。
そして、とってもデリケート。
何かが食べられない、とか
どうしても甘いものが欲しくなる、とか・・・。
お腹の中に赤ちゃんがいることでいつもの自分とは違ってくるのですね。
で、結果。
やどり木にいっらっしゃってくださいます。

先日は「ごはん」が食べられなくなったという方。
きっとほんの1ヶ月ぐらいのことだとは思うのですが
ごはんの炊ける臭いもダメだったとか。

やどり木パンでその時期を乗り越えたそうです。

他にもそんな話をちらほら聞きます。
うれしいですね。

小さな命を宿したおかあさんが
やどり木のパンやお菓子を選んでくれる。
「これなら食べられる」と食べてくれる。

これって、なんかすごいことなんじゃないかと思い始めました。
「命」をつくっているってことなんじゃないかと！

生き物は食べたものでその体が出来ているのだから
食べるものってとっても大事。

そこにはおかあさんの「愛」もあるのですね。
食べるものは自分のためだけでなく赤ちゃんのため、と。

な～んか、とってもやさしいパン屋さんなんじゃないかって
ふと思った今日なのでした。（ははは・・・　自分で言ってしまいますが・・・(^^ゞ　）

ですので、体への刺激を求めていらっしゃる方は物足りないと思います、やどり木パン。
心や感性への刺激を求めている方にはこのお店はいいかもしれません。
そして、安らぎを求めている方にはやどり木パンがぴったりです。
忙しすぎる毎日を送っている方やちょっと体調を崩している方
一度、心を鎮めてほんの30分でいいので「食」と向かい合った「食事」をしてみましょう。
フライパンで数分、焼いただけのやどり木パンで
「食べる」ことに集中してみる。
（テレビやラジオ、スマホは脇に置いておいておきましょう）
そのエネルギーが肝にまで落ちてくれる感じがわかると思います。
それが生きるということ、命をつなぐということなんじゃないかなと思っています。

ただ食べ物を流し込むだけでなく、きちんと向き合って体の隅々の細胞まで行き渡るように
「食べること」をしてみる。
食物に感謝の気持ちも自然と湧いてきますよ♪


とはいえ、私自身もなかなかゆったりと食事できないのが実際のところですが
出来るときだけでもと思って「食事」しています。


なんだか久々にまじめに語りましたが
要するに「生きる」っておもしろい！ってことですかね。(^^ゞ


明日もみなさまのご来店を心よりお待ちしております。（＾－＾）
※　明日は昼間の時間帯は胆沢文化創造センターにて店主が販売に参ります。
　　お近くの方、ドライブがてらの方、もちろんわざわざの方も大歓迎です。
　　こちらでもお待ちしております。お店もOPENしています☆