『地粉の店 やどり木』の店主のつれづれ日記 ~心をこめて毎日を送る人たちへ~

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でっかいところに対して思うこと。

2018-09-30 18:51:06 | 日記
こんにちは。

岩手のスピパン屋・やどり木です(*´▽`*)


昨日、見つけた毎日新聞社が配信していたネットの記事 → ☆☆☆

日本の病院が患者さんを待たせる理由について書かれているのだけれど
これを読んで
”あぁ、本当にありがたいな~”
と感謝の気持ちもわきつつ
一方で
”む~ん・・・”
とする気持ちもあったりして・・・( ̄ー ̄)


これ以降は上の記事を読んでから、お読みくださいね。

これはあくまで(病院嫌いの私の)個人的な意見です。


私的に要約すると
日本の病院はその日に来た患者さんを全員診るのに対して
海外(すべてではない)では予約した患者さんしか診ない
それは、働いている医療従事者の労働の負担を軽減するため―

日本では緊急な患者さんもいるため
外来は予約なしで受診できるようにしている。(大きいところは要予約だとは思いますが)

というようなことが書かれているのだけれど

確かに
当日受け付けた患者さんを全部診る、というのは
本当にありがたい。

緊急な時もありますからね。

私も、インフルエンザに2回(も!!)かかったことがありますけれどね
こればっかりは、嫌でもすぐに薬を飲むことで
自分も楽になるし(少なくとも、病院から運転して帰る元気は保たれる)
まわりにもむやみにウィルスを振りまかなくて済む。

本当にあの時は助かりました。ありがとうございます。(*´▽`*)


それはそれとして、

医療従事者の労働を増やしているのは
国や医療界(そんな呼び名あるかな?)や製薬会社
なんじゃないかな~

と、思うのです。


冷え取り健康法の進藤先生は
元々、西洋医学のお医者さんだったそう。

患者さんを良くしようと思って診ていっても
良くなったなーと思っても
数年するとまた同じ症状で病院にやってくる。

それはなぜか?

と、考えた末たどりついたのは
”病院は完治しないように薬を処方している”
という事実だったそう。
というか、
そもそも、完治するほどの薬を製薬会社が作っていない。
(そんなもの、作ったらやがてつぶれてしまいますしね(苦笑))

進藤先生はそこから東洋医学を学び始め
やがて「冷え取り健康法」を見つけ出し
たくさんの方が自らの体を改善させている。


で、
ですよ。

そんなふうに
自らの体を改善させることの出来る人
自己治癒力を使いこなせる人がたくさんになったら
病院に行く人は減りますよね?

ちょっとやそっとのことでは
病院に行かなくなる。


そうしたら
医療従事者であるお医者さんや看護師さんの労働も楽になると思いません?

”医者不足”なんてことも
減ると思いません?


でも、現場で働くお医者さんや看護師さんの上にいる
国や医学界(?)のトップ、製薬会社
はたまた、保険会社まで
ぐるっとひとかたまりになって
症状を改善させる(完治させない)、または現状維持を保つ治療を
少なからずしているんだと思うんです。


私のまわりを見回しても
数十年薬を飲み続けている、っていう人
いますもん。

それで、現状維持。

完治させる指導をするとか
ではなく、
いつも通りの診察をして
いつも通りの薬を処方して
また、来ていただく。(病院に)

そうこうしている間に
別の大病を患ったりね・・・
(↑ あ、これ全部父のことです(^^ゞ)


日本の外科手術はすごいなー!
と思うのだけれど
内科的なほうはどうもね・・・
”む~ん”
が消えない、病院嫌いの私です。。。

(病院が嫌いなだけで、その現場で働いている方々を嫌っているわけではありません。
むしろ、その奉仕の心を尊敬しています)



まぁ、病院だけでなく
どこの職場も、要らない仕事で忙しくしているところは
往々にしてあるのでしょうけれどね・・・。


そうはいっても
人間の元来持っている力を差し置いて
やんわりじんわり薬漬けにして
免疫力を衰えさせている、
そのことに疑問さえ与えさせない、そんな現状はどうなのかな~
と思います。

それは食品業界もしかり。

加工食品に入っている、本来の「食品」以外のさまざまなもの。
あれらは
加工食品業者や流通業者、小売業者が利益を出すために
賞味期限、消費期限を延ばすために添加されているものが多いんです。

2週間もカビが生えないパンとか、
ありますでしょう?

あれだけ水分を含んでいたら
普通はかびます。

お風呂場だって、かびますでしょう?(関係ないか(^^ゞ)

かびないように、添加しているものがあるんですね。

現代の先進国のヒトを
亡くなった後に放置していても
昔より腐敗が進むのが遅いそうです。

それはなぜか?

食べたものに含まれていた防腐剤が
ヒトの体をも腐らないようにしている、ということですよね。



そんなのは嫌だな~
そんな無駄(自分の体を無駄に酷使すること)なことはしたくないな~

そんな気持ちで
やどり木パン、作っています。

もっともっと広がってくれたらいいな~


そして、
自分の暮らす土地で生ったもので作られたものを食べていると健康でいられるという
「身土不二」の精神が
もっともっと広がって

それがやがて地域の農家さんの豊かさにもつながって
それぞれがそれぞれの住む地域で
豊かさを循環していける
そんな世界になったらいいな~


そんな想いで
毎日パンを焼いています。


わっかるかな~?



あと10年したら、これがスタンダードになる
そう思ってはいるんだけれどね
まずは、今の想いとして綴っておきたいと思います。


いろんなことを気づかせてくれて
思い出させてくれた昨日の記事でした☆


『名前はまだない大きいパン』


スライスしてフライパンで焼くと
もうそれだけでおいしいんです~(≧▽≦)














名前にこめられた魂

2018-09-11 18:06:20 | 日記
こんにちは。

岩手のスピパン屋・やどり木です(*´▽`*)


あれは、まだ春―
秋田へ続く道が全面開通になる前の頃の話。

人生初のぎっくり腰を体験し
ヒーヒー言いながら片道30分の配達を終え
(30分、腰をロックされた状態から車を降りるのにも5分くらいかけてじんわり動かさないと降りられないような
そんな頃)
帰りの30分、運転したら今日の仕事は終わるー!
という、その日。

なぜか、その解放感のせいかどうか?
山のほうへ行きたい衝動にかられ
(春になると、行きたくなるんです。県境の、冬眠明けの森の中へ)
腰は痛いけれど、”なんか行きたく”て
向かったのです。


えぇ、もちろん腰は痛いんです。

でも、運転していると気持ちよくて
その時期に行ける最西端まで行って
そこにはヤドリギの群生があるのですが
それを見て
”はぁ~(*´▽`*)”
と、なっていた時

ものすごいスピードで来る車。Σ(・ω・ノ)ノ!

”あのスピードで行ったら、冬季通行止めのゲートにぶつかる!!”

と、
眼力(?)だけで制止パワーを送りました。

ちょうど、カーブを過ぎてすぐにゲートがあるのです。

もちろん、来る途中に
「通行止め」の看板がいくつもあるのですが
見ていなかったのか、もっと先だと思ったのか・・・


歩いている私にも気づいているのか気づいていないのか
スピードも大して緩めずに進んで行く車―

私は”止まれ!止まれ”と思うしかなく
ただただ、見守っていました。



カーブを過ぎたあたりで
急ブレーキの音―


ほっ・・・。(;´Д`)


その車はUターンして帰って行きました。

何事もなく、済んだのですけれどね
はっ!と気づきました。


私の車、Foresterといいます。
日本語では”森に住む人””森をはぐくむ人””森林監視官”の意味もあるそうです。

この時に来た車も、Forester。


この日、ここをドライブする夫婦(でした)の身を守るために
私はここへ来させられたのではないのか!?
と、いうことに。

私が、というか
森林監視官の名を持つこの車が。

そして
森の神様がわかりやすいサインで私に教えてくれた。

そんな気がしてならないんです。


だって、普通に考えてこの日の私の体調で余計なドライブをするなんて
おかしい話。

ブレーキ踏むのも、クラッチ切るのも(MT車です)
叫びたくなるくらい痛かったんですもん。


路肩に停めていた私の車を一瞬でも見たことで
スピードが落ちていたとしたら
そのおかげでゲートに突撃せずにすんだのかもしれないんです。

ゲートは雪にも負けないような、鉄製のゲートですからね
ぶつかったら無傷とはいかないはず。。


車も
名前にこめられた魂があるのですね、きっと。

一仕事終えた気分になった春の日でした☆(*´▽`*)


でもって、
湧いてきた「衝動」は自分のためだけではない(こともある)、ということを体感した一日でした。

みなさんも、何か「衝動」に駆られたら
動いてみてくださいね(^_-)
おもしろいことが起きるかも、しれませんよ♪