世間には女友達がいる人といない人の二種類の男性に分けられる。今回お話するのは以前にも登場したヒロシの続編である。
ヒロシは女友達がいなかった。最初はそれがなぜなのかわからなかった。
ヒロシとファミレスに出かけた日。私はヒロシの身の上話を聞いた。複雑な家庭環境で育ったこと、家族というものに強い憧れを持っていること、そして早く結婚して子供を作り、あったかい家庭にしたいということを彼は熱く語った。
彼はとにかく今すぐに結婚したいというオーラをものすごく放っていた。そして、その直後彼が言った。
「付き合ってください。」
彼は私のことを性別と年齢くらいしか知らない。たぶんフルネームすら知らなかった。それなのにだ!
私はもちろん丁重にお断わりした。彼にしてみれば、いやこのブログを読んでるみなさんにしてみれば、なんてもったいないことをしたのかと思うかもしれないが、私からすれば当たり前のことをしたまでである。
よく知りもしない相手に告白されたら一目惚れでもしない限りOKはしないであろう。
「友達としてでよかったら、遊ぼうよ。」
私はその後ちゃんとフォローの一言をいれたのであった。
それから一週間も経たないうちのこと。
バイト先の友人から電話がかかってきた。
「ヒロシから食事に誘われたんだけど、大丈夫かいな?」
不安気な彼女に私はこう答えた。
「大丈夫だよ。女友達がいなくて寂しがり屋な人だから行っておいでよ。喜ぶよ。」
その2、3時間後。
泣きながら彼女から電話がかかってきた。
「ヒロシからプロポーズをされた。」
なんとあのヒロシは初めてあった友人にいきなりプロポーズをしたのである。もちろん友人は断ったのだがあまりにも突然のことでびっくりして泣いていたのであった。
彼女の話によると、高級そうなカウンターの寿司屋へ行き、彼女は大きな花束をプレゼントされた。
そして彼はこういった。
「結婚についてどう思う?」
彼女は結婚についての考えを話した。そして、その直後にヒロシからいきなりプロポーズをされたのであった。
私はヒロシになぜ女友達ができないのかその時にやっとわかったのである。
『へたな鉄砲かず打ちゃ当たる』とはいうが、それにしても何も考えずに告白しすぎである。そんな計算ゼロのヒロシが放った弾が見事的中した女性はいたのだろうか…。
ヒロシには本当の愛というものを見つけてぜひともあったかい家庭を築いていてほしいと私は心から願うのであった。
ヒロシは女友達がいなかった。最初はそれがなぜなのかわからなかった。
ヒロシとファミレスに出かけた日。私はヒロシの身の上話を聞いた。複雑な家庭環境で育ったこと、家族というものに強い憧れを持っていること、そして早く結婚して子供を作り、あったかい家庭にしたいということを彼は熱く語った。
彼はとにかく今すぐに結婚したいというオーラをものすごく放っていた。そして、その直後彼が言った。
「付き合ってください。」
彼は私のことを性別と年齢くらいしか知らない。たぶんフルネームすら知らなかった。それなのにだ!
私はもちろん丁重にお断わりした。彼にしてみれば、いやこのブログを読んでるみなさんにしてみれば、なんてもったいないことをしたのかと思うかもしれないが、私からすれば当たり前のことをしたまでである。
よく知りもしない相手に告白されたら一目惚れでもしない限りOKはしないであろう。
「友達としてでよかったら、遊ぼうよ。」
私はその後ちゃんとフォローの一言をいれたのであった。
それから一週間も経たないうちのこと。
バイト先の友人から電話がかかってきた。
「ヒロシから食事に誘われたんだけど、大丈夫かいな?」
不安気な彼女に私はこう答えた。
「大丈夫だよ。女友達がいなくて寂しがり屋な人だから行っておいでよ。喜ぶよ。」
その2、3時間後。
泣きながら彼女から電話がかかってきた。
「ヒロシからプロポーズをされた。」
なんとあのヒロシは初めてあった友人にいきなりプロポーズをしたのである。もちろん友人は断ったのだがあまりにも突然のことでびっくりして泣いていたのであった。
彼女の話によると、高級そうなカウンターの寿司屋へ行き、彼女は大きな花束をプレゼントされた。
そして彼はこういった。
「結婚についてどう思う?」
彼女は結婚についての考えを話した。そして、その直後にヒロシからいきなりプロポーズをされたのであった。
私はヒロシになぜ女友達ができないのかその時にやっとわかったのである。
『へたな鉄砲かず打ちゃ当たる』とはいうが、それにしても何も考えずに告白しすぎである。そんな計算ゼロのヒロシが放った弾が見事的中した女性はいたのだろうか…。
ヒロシには本当の愛というものを見つけてぜひともあったかい家庭を築いていてほしいと私は心から願うのであった。