先日、母が東京に遊びに来た。
母は都会に慣れていないので迷子にならないように私は空港の到着ロビーで母を待っていた。
到着時刻になり、母を探すがそれらしき人がいない。
そして、到着から20分が過ぎた。
しかし、待てども待てども母の姿がないのである。
乗客は全員その到着ロからでているはずなのに母がいない。ということは・・・。
私は不安になり母がちゃんと飛行機に乗ったか実家に電話をするとちゃんと乗ったというではないか!なのに、いない!
「もしかしたら神隠しにあったのではないか・・・。」
母ならありえる。以前、宇宙人に連れ去られそうになった経験の持ち主であるからだ。
今すぐにでも携帯を使いたいところだが、母は携帯をもっていないので私は母からの連絡を待つことしかできなかった。
そんな状況に私はだんだん不安とイライラで爆発しそうになっていると、やっと母からの電話がかかってきた。
「やっとついたばい。○○カフェの前におるよ。あんたどこにおるとね」
「わかったけん、そこを動かんといて!!」
母に動かれると迷子になってしまうと思いすぐにあたりを見渡したが、やはり母の姿は見当たらなかった。それどころか母のいっていた○○カフェがないのである。
どういうことなんだ
私は手当たり次第探したがこの建物内の案内図にそんな名前のカフェはなかったのである。
母はとうとうおかしくなってしまったのか?心がざわついてしょうがなかったが、案内所のお姉さんに聞いてみた。
「○○カフェってありますか?」
「それはこの建物内にはありませんね、第二ターミナルになります。」
「!!」
そうです。迷っていたのは私だったのです
最初から到着ロビーを間違え、ひとりあたふたしていたのです
そして、やっとのことで会えた母は私に動かないように指示されたため、トイレにいくこともできずに必死に尿を我慢している姿だった。
可哀想な母、信子。58歳。
母は都会に慣れていないので迷子にならないように私は空港の到着ロビーで母を待っていた。
到着時刻になり、母を探すがそれらしき人がいない。
そして、到着から20分が過ぎた。
しかし、待てども待てども母の姿がないのである。
乗客は全員その到着ロからでているはずなのに母がいない。ということは・・・。
私は不安になり母がちゃんと飛行機に乗ったか実家に電話をするとちゃんと乗ったというではないか!なのに、いない!
「もしかしたら神隠しにあったのではないか・・・。」
母ならありえる。以前、宇宙人に連れ去られそうになった経験の持ち主であるからだ。
今すぐにでも携帯を使いたいところだが、母は携帯をもっていないので私は母からの連絡を待つことしかできなかった。
そんな状況に私はだんだん不安とイライラで爆発しそうになっていると、やっと母からの電話がかかってきた。
「やっとついたばい。○○カフェの前におるよ。あんたどこにおるとね」
「わかったけん、そこを動かんといて!!」
母に動かれると迷子になってしまうと思いすぐにあたりを見渡したが、やはり母の姿は見当たらなかった。それどころか母のいっていた○○カフェがないのである。
どういうことなんだ
私は手当たり次第探したがこの建物内の案内図にそんな名前のカフェはなかったのである。
母はとうとうおかしくなってしまったのか?心がざわついてしょうがなかったが、案内所のお姉さんに聞いてみた。
「○○カフェってありますか?」
「それはこの建物内にはありませんね、第二ターミナルになります。」
「!!」
そうです。迷っていたのは私だったのです
最初から到着ロビーを間違え、ひとりあたふたしていたのです
そして、やっとのことで会えた母は私に動かないように指示されたため、トイレにいくこともできずに必死に尿を我慢している姿だった。
可哀想な母、信子。58歳。