JH7UBCブログ

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ESP32 BME280 温湿度・気圧センサーテスト

2020-04-24 20:43:00 | ESP32
 BOSCHの温湿度・気圧センサーBME280の動作テストをします。
 BME280を使ったモジュールは、秋月電子、スイッチサイエンス、Amazonなどで販売されています。
 今回は、秋月電子のAE-BME280モジュール・キットを購入しました。
 このモジュールは、SPI、I2Cどちらでも使えますが、今回はI2C接続で使用します。
 従って、右上部のJ3をハンダでショートします。更にプルアップ抵抗を有効にするためにJ1とJ2もハンダでショートします。

 BME280とESP32は次のように接続します。
 BME280    ESP32
 VDD → 3V3
 GND → GND
 CSB → 未接続
 SDI → SDA(GPIO21)
 SDO → GND(GNDの場合I2Cアドレスは0x76、VDDの場合は0x77)
 SCK → SCL(GPIO22)
接続回路図です。

 ブレッドボードです。


 Arduino IDEを立ち上げて、スケッチ→ライブラリをインクルード→ライブラリマネージャーを開きます。
 検索ウインドウに「BME280 ESP」と入力すると上の図のように1件ヒットしますので、インストールします。

 次に、サンプルプログラムを実行するために、ファイル→スケッチ例→BME280→BME_280_I2C_Testのスケッチを読み込みます。
 ESP32を接続して、このスケッチをコンパイルしESP32に書き込みます。
 シリアルモニタを開くと(通信速度は115200bps)温度、湿度、気圧が1秒ごとに表示されます。


 まずは、ESP32でBME280の動作テストができました。
 測定値は、温度はまずまずですが、湿度と気圧はやや低めに出るようです。
 今後、測定値を安定させる方法などを考え、WiFi接続での測定などをやっていきたいと思います。
 これを使った簡易気象観測システムが目標です。




7MHz CW 送信機の改造と交信テスト

2020-04-23 17:04:46 | アマチュア無線
 先月製作したPIC12F1840+Si5351A BS170 7MHz CW送信機を若干改造し、本日交信テストをしました。
 改造点は、送受信の時のアンテナ切り替え回路の変更です。具体的には、今までFET BS170によって送信時にアンテナとの接続をカットする方法でしたが、この方法ですとキャリブレーション時に受信機のSメータは9+40dB、送信時は、フルスケールになります。自分の信号の受信音とサイドトーン代わりに使っていますので、相手の信号の受信音との間に音量の差がありすぎて、交信しずらい状態でした。
 
 そこで、古典的なリレーによる切り替え方式に変更しました。回路図です。

 この変更により、キャリブレーション時のSメータの振れは9程度、送信時は9+40dBとなり、交信しやす音量で自分の信号をサイドトーンとして利用できるようになりました。
ただし、リレーのカチャカチャという音が聞こえるようになりました。でもヘッドホンをして交信するとあまり気にならない程度です。

 送信機の内部の様子です。上の方にリレー回路が見えます。

 交信テストの様子です。

 3エリアのQRPP局(出力0.5W RST539)とも違和感なく交信できました。
 しばらくこの状態でテストしてみます。

JAZZとオーディオ その1 真空管アンプの時代

2020-04-17 22:49:41 | JAZZ
高校生のころ(1967年ころ)JAZZが好きになってしばらくはラジオで聞いていました。
JAZZをレコードを聞くにはステレオが必要ですが、当時は高価で、とても買えませんでした。

大学に入ってアルバイトなどでお金を貯めてステレオを作りました。レコードプレーヤーは、パイオニアの初級品、スピーカーはサンスイのSP-50SP-100が欲しかったのですが・・)を買い、アンプは自作しました。

当時の私のオーディオの教科書は、雑誌「無線と実験」です。毎月雑誌を買って、製作記事やオーディオ製品の視聴記事を見て参考にしました。「無線と実験(MJ)」は現在も発行されていますね。

最初に作ったオーディオアンプは、いずれも真空管式でプリアンプは12AX7を使ったシンプルなもの、メインアンプは、比較的安価な6BM8(3極管と5極管の複合管)シングルアンプでした。1970年当時は、トランジスタアンプは、音質が固く、オーディオアンプといえば真空管式が常識でした。

自作のステレオが完成し、初めてレコードをかけて音が出たときは感激したものです。それからは少しずつ部品を交換したり、回路を変更したりして、自分の気に入る音に調整していきました。

当時JAZZのレコードは2000円から3000円の値段でした。大卒の初任給が3万、4万の時代ですので、たくさんは買うことがきませんでしたので、まずJAZZレコードの視聴盤として有名だったオスカー・ピーターソン・トリオのWE GET REQUESTS(Verveの輸入盤)を購入し、擦り切れるほどテストで聞きました。



 このアルバムのパーソネルは、オスカー・ピーターソン(ピアノ)、レイ・ブラウン(ベース)、エド・シグペン(ドラムス)で、ピアノの中音域、ドラム、ベースの低音域、シンバルとブラシの高音域のバランスが良く、オーディオの視聴用として定番でした。

 6BM8ステレオアンプは、素直な音質でしたが、やはりJAZZを聞くにはパワー不足を感じました。そこで、もう少しグレードアップしたシステムを作ることにしました。

 プリアンプは、12AX7直結アンプを採用しました。メインアンプは、3極管6GA4プッシュプルとして、ドライブ12AX7のリークムラード型、出力トランスはTangoを使いました。

 カードリッジは、定評があったSURE のV15TypeⅢと取り換えました。果たして出てきた音は3極管の透明感があり、また音にキレがあり、なかなか良い音でした。出力はせいぜい10W程度でしたが、6畳間でJAZZを聞くには十分でした。

 その後は、JAZZのレコードを少しずつ増やしながらJAZZを楽しむ日が続くことになりました。

 残念ながら、これらのアンプは手元にありません。今や真空管アンプがリバイバルしている時代です。今これらのアンプが残っていたら貴重なものになったと思います。

KCJトップバンドコンテストの結果

2020-04-15 13:05:19 | アマチュア無線
2月8日(土)に行われたKCJトップバンドの結果が4月1日に発表され、本日賞状(PDF)がメールで届きました。


 総合順位は22位で昨年より1位アップ。福島県では1位でした。交信いただいた各局ありがとうございました。

 先週トップバンドコンテスに参加した局と交信した際に話題になったのは、あの狭い1.9MHz帯のど真ん中にFT8局が出ていて、1.9MHzでの交信がたいへんだった半面1,8MHz帯での交信はスムーズだったとのことでした。
 当局のアンテナは、SWRの関係で1.9MHzはOKなのですが、1.8MHzはNGです。こんな状況が続くと考えれば、何か対策が必要です。

 ただ、1.9MHz帯が拡大されるという情報もありますので、期待したいと思います。

ヒメオドリコソウ

2020-04-13 11:34:53 | 雑草図鑑
シソ科の帰化植物です。
会津では、昭和の終わりころから急速に増えてきたと記憶しています。



我が家の畑にもたくさん生えてきました。秋から芽を出しますので繁殖力旺盛です。
在来種であるオドリコソウは、もう少し背が高く白い花を咲かせます。
会津では、よく探すとまだ見つけることができます。