JH7UBCブログ

アマチュア無線 電子工作 家庭菜園など趣味のブログです

PIC16F1827 AD9834DDS 7MHz VFO

2020-06-29 18:06:50 | PIC16F1827
 昨年3月に試作したPIC16F1827 AD9834 7MHz VFOをユニバーサル基板に組みました。
 回路図です。

 プログラムは、JH7UBCブログのここに掲載しています。AD9834の制御については、ここで解説しています。(Arduinoでの制御例です)


 発振だけなら、Si5351Aを使うのが最近は一般的なのですが、この後、デジタルSWR計やアンテナアナライザなどの実験を行うたまに、矩形波ではなく、正弦波の発信源が欲しいため、AD9834を使いました。

 AD9834のクロックとして、67.10886MHzを使うのは、DDS制御のためのプログラムが非常に簡単になるからです。

 この後、発振周波数を汎用化し、出力をアップして、いろいろな実験に使いたいと思います。

紫陽花

2020-06-20 10:38:37 | 家庭菜園と花
 6月11日に梅雨入りしてから、梅雨らしい天気が続いています。
 この時期の花といえば、アジサイです。
 我が家の鉢植えのアジサイも見ごろになってきました。

 昨年、ダイユーエイトで購入したもので、鉢で冬越しをしました。その後、3周りくらい大きな鉢に植え替えました。


 昨年購入した時は、確か青い花が咲いていたのですが、今年はピンクになりました。
 アジサイは、土に含まれる成分や酸度によって、花の色が変わるようです。


FT8運用のための電子申請(変更届)

2020-06-10 15:09:19 | アマチュア無線
 シャック用のパソコンで、WSJT-Xが動作するようになったので、FT8を運用するための無線局免許状の変更届を電波利用・電子申請・届出システムLiteで行いました。

 既にRTTY,SSTV,PSK,JT65等運用のための変更は済ませてありますが、その時は、工事設計書に送信機系統図と付属装置諸元を添付しなければならず、面倒でした。しかし、今回の省令改正により、変更が非常に簡単になりました。

 JL1JVT局のブログのこちらの記事を参考にして、変更届を出しました。
 工事設計書の備考に「デジタルモードのため付属装置(PC)を接続」と記入するだけです。

 審査が完了すれば、変更完了です。

6月26日追記
 付属装置の接続の電子申請(変更届)をしてから2週間以上が経過しました。
 電波利用・電子申請・届出システムLiteのサイトで状況を見ると相変わらず、「審査中」です。再免許申請の時は、けっこう早く審査完了になったような気がするので、本日、東北総合通信局アマチュア無線係に電話をしてみました。

 「申請順に審査をしておりまして、現在のところ審査完了まで約1か月かかっています。」とのことでした。

 忙しいのかなー?
 こんなに時間がかかったのでは、電子申請の意味がないよね・・・・・・
 待つしかないようです。
 
7月22日追記
 今日、ようやく審査終了になりました。
 局免の記載事項は、まったく変わりませんので、これでFT8が運用できるようになったのだと思います。
 それにして、6月10日に申請して、審査終了まで1か月と12日かかりました。ちょっとかかりすぎではないでしょうか。

7月27日追記
 今日、総務省 電波利用 電子申請・届出システム Liteから審査終了のメールが届きました。無線局免許状の記載事項に変更はありませんので、これで届け出完了ということになります。

HPノート Pavillion dv6 2000 CPU換装 その2

2020-06-07 07:39:49 | パソコン
 HPノート Pavillion dv6 2000のCPU Sempron M100をTurion Ⅱ Ultra Dual-Core M600に交換します。

 CPUにアクセスするには、パソコンを分解する必要があります。HP Pavillion dv6には、いくつものバージョンがありますが、dv6 2000の分解については、YouTubeのこちらの動画が参考になります。分解の手順です。

1 まず、バッテリーを外します。

2 HDD(SSD)を取り外します。

3 メモリー(RAM)を取り外します。

4 WiFiモジュールを取り外し、ケーブルも外します。

5 光学ドライブを取り外します。ボタン電池の下のビス1本を外すと取り出せます。

6 底面のビスを全て取り外します。何種類かのビスがあり、組み立て時間違わないようにA4の紙に外した位置と同じ場所にセロテープで張り付けておきます。

7 上面のディスプレイの前にあるカバーを外します。
 これの外し方が難しかった。後ろ側のスピーカと底面の間のすきまをへらのようなものでこじって外します。ビスは使われていないので、こじると「カチッ、カチッ」と外れます。

8 次に、キーボードを取り付けている3本のビスを外すとキーボードが取り外せます。

9 キーボードを取り外した後、スピーカーユニットを取り外します。
 上記の7,8,9の作業の時、いくつかのケーブルを外しますので、メモするか写真を撮って、復元時に間違えないようにします。

 下の方に自分のベルトが映り込んでしまいました。(失礼)

10 マザーボードに接続されているケーブルを全てはずします。
 上面にあるビスを全て外し、ディスプレイのヒンジを固定しているビス4本を外すとディスプレイを取り外すことができます。

11 全てのビスを外すと、手前のカバーを外すことができます。

12 マザーボードを取り付けているビスを外すとマザーボードを取り外すことができます。


13 裏返して、CPUを固定している4本のビスを外します。


CPU Sempron M100が見えました。

14 冷却ファンをクリーニングします。
 私は、カインズで販売しているエアダスターをを使いました。

15 CPUを交換します。
 赤丸印のビスを左に回すとCPUを取り出すことができます。
 AMD Turion M600を取り付けます。先ほどの赤丸印のビスを右に回して固定します。

 CPUにCPUグリスを少量塗布します。私はネット上で評判の良いaINeXのシルバーグリスを使いました。
 
 ここからは、分解した手順と逆の順番で、組み立てます。
 メモや写真で確認しながら、紙に固定してビスと取り外したケーブルを順に取り付けていきます。
 組みあがったら、バッテリーを取り付けて、電源ON。無事、動作しました。
 Windowsロゴで右クリックして、システムを確認すると
 AMD Turion M600になっています。パチパチ。

 立ち上がりも早いですし、パフォーマンスは、CPU換装前の倍になった感じがします。
 心配した発熱、電源の問題も問題ないようです。しばらく使ってみましょう。

トラブルシューティング
1 マザーボード上にあるボタン電池(CR2032)の状態はどうかと思って、ボタン電池を外した時に、電池のケースを一部壊してしまいました。
 電池の電圧は3Vあり、まだ大丈夫のようです。それにしても、よけいなことをしてしまったものだと後悔。
 電池を固定するために、プリント基板を半円形にカットして、瞬間接着剤で固定。
 これで、一応OKになりました。
 この電池が働かないと、CMOSなんとか、というエラーが出て、パソコンは立ち上がりません。

2 ディスプレイ前のカバーを外す方法がわからず、ひょっとしてと思い、側面のモールを外してしまいました。実は、この部分は分解にはまったく関係なく、結局接着剤で接着しました。失敗。


 とにもかくにも、初めてのCPU換装、成功です。

 それにしても、パソコンってどうしてこんなにも分解しずらいように設計されているんでしょうね。壊れたり古くなったら新しいパソコンを買ってくれ、ということでしょうね。

6月9日 追記
 SDR用ソフトRockyは、もたつき感がほとんどなくなりました。
 もたつき感というのは、Rockyを動作させている時、他のソフトを操作すると、「ガガガガガ・・・」という音が入ることです。

 FT8などの運用に使うWSJT-Xは、動作するようになりました。
 設定を行い受信すると、ちゃんとデコードしてくれます。
 ただ、7MHzのようにたくさんの局が出ている場合は、CPUの使用率が100%になってしまい、うまくデコードできないことがあります。
 50MHzのように数局出ている程度なら、デコードしてくれます。でも、やはり、まだ力不足だなー・・・

HPノート Pavillion dv6 2000 CPU換装 その1

2020-06-06 08:04:59 | パソコン
 シャックで無線用に使っているHPノート Pavillion dv6 2000は、HDDをSSDに換装してありますが、パフォーマンスは、それほど変わりませんでした。
 また、SDR用のRockyでは、処理にもたつきが見られます。FT-8用のソフトのWSJT-Xにいたっては、満足に動きません。
 そこで、パフォーマンス向上のために考えたのが、禁断のCPU換装です。現在のCPUは、AND Sempron M100(2GHz)です。ネット上で交換可能なCPUを調べるとAMD Turion Ⅱ Ultra Dual-Core M600(2.4GHz)というのがありました。どちらもCPUソケットは、SocketS1G3です。
 既に換装した方のレポートがありましたが、少し心配があります。一つは、CPUの消費電力の違いです。Sempron M100が25Wに対して、Turion M600が35Wと10W大きくなり、発熱も多くなりますので、現在のファンで十分な冷却効果が得られるかということ。二つ目は、電源(ACアダプタ)等が大丈夫かということでした。ま、換装している人がいるんだから大丈夫だろうと思い、Turion M600を購入することにしました。

 ネット上をあちこち探したのですが、けっこう高い。せいぜい2,000円程度の物はないかと探すとAmazonに2,147円のものを見つけました。当然中国からの発送です。
 2月18日に発注しました。折しも新型コロナウイルス感染症が中国で猛威を振るっていたころです。普通中国からの発送ですと、2~3週間で届くのですが、急ぐわけではないので、遅れても2か月もあれば届くだろうと高をくくって発注しました。

 2月、3月、4月と過ぎ、5月になっても届きません。しびれを切らして、Amazonにメールで問い合わせると、コロナの関係で品物が税関から戻ってきたとのこと。(ほんとかな・・・)
 再発送を依頼して、追跡番号を知らせてもらいました。5月14日まで中国国内を移動している様子が確認できました。
 果たして、いつ届くのか。郵便箱を毎日覗くのですが、届きません。そして、6月1日にようやく届きました。再発送から3週間というところです。

 メモリーケースのようなプラスチックパッケージに入り、まわりをプチプチで2重に包装されていました。取り出してみると
 確かにAMD Turion Ⅱ Ultraと書いてあります。
 裏返してピンを確認すると
 丸印のように、数本のピンが曲がっています。
 値段からしても、新品ではなく、使用済みのパソコンから取り出した中古品です。
 ルーペで拡大してチェック。曲がっているピンは、まっすぐに直しました。
 動作すれば問題なしです。

 さて、いよいよCPUの交換作業にかかりますが、それは次回につづく。