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ESP32 Arduino IDEのセットアップからLチカまで

2019-12-21 11:58:22 | ESP32

 ESP32では、多くのプログラム言語や開発環境を利用することができます。

 Arduino、C,C++7,C#、Python、Java Script、Lua、Ruby、Lisp、BASICなどのプログラム言語です。

 今回は、使い慣れたArduino言語を使うことにして、開発環境としてArduino IDEをセットアップします。

 Arduino IDEのセットアップの方法は、「EDP32 Arduino」で検索するとたくさんヒットします。例えばこちらのサイト

 それを参考にセットアップしました。私のPCのOSはWindows10で、Arduino IDEのバージョンは、最新版の1.8.10です。

 手順を簡単に書いておきます。

 1 Arduino IDEを立ち上げて、メニューから「ファイル」→「環境設定」を開き、「追加のボードマネージャのURL」に

 https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json

 と入力し「OK」をクリックします。

 2 「ツール」→「ボード」→「ボードマネージャ」を開きます。

  「esp」と入力し、「esp by Espressif Systems」をインストールします。最新版の1.04をインストールしました。

 3 「ツール」→「ボード」で、「ESP32 Dev Module」を選択します。

  これで、ESP32でArduino IDEを利用する準備ができました。

 4 パソコンとESP32ボードをUSBケーブルで接続します。必要があれば、USBシリアル変換ドライバをインストールします。

  私の場合は、COM4にSilicon Labs CP201x USB to UART Bridgeとして自動的に認識されました。

 Arduino IEDの準備ができましたので、Lチカのスケッチをコンパイル転送してみます。

 スケッチです。GPIO25にLEDを接続して、0.5秒ごとに点灯、消灯させます。いわゆるLチカです。

 コンパイル、私の非力なノートパソコンでは、けっこう時間がかかります。プログラムの転送が始まりましたが、

 A fatal error occurred: Failed to connect to ESP32: Timed out waiting for packet header

  というエラーが出て、ESP32に書き込むことができません。

 うーーん、困った。

 ネットを調べると、こちらのサイト手動で書き込む方法が紹介されています。

 試してみると、書き込みができました。

 が、いちいち書き込み時に「ENボタン」と「Bootボタン」を操作するのは、煩わしいです。

 自動的に書き込みが出来る方法を調べると、ENとGNDの間に0.22uF~2.2uFのコンデンサを追加する方法がありました。

 (ESP32について詳しく説明しているサイトは、こちら

 ブレッドボードにESP32ボードを刺し(微妙にピッチが違い、すぅーとは刺さりません。力ずくで押し込みました。)テストすると

 1uFでは、NG。2uFでOKでした。

 回路図です。

 ブレッドボードです。

 無事、Lチカ成功です。ESP32勉強の第一歩です。

 しかし、これから勉強・実験を続けていくには、この状態では、あまり具合が良くありません。

 つまり、ブレッドボードに対して、ESP32ボードの幅が広く、ピンや部品を取り付けることができません。

 Arduino UNOボードのような実験用ボードを作りたいと思います。