CQ hamradioの特集が出ると、早速実践してみる局が増えるのはいいことだと思います。10月号では『FT4』の別冊付録で特集企画が組まれました。21MHz・FT4の標準周波数は『21.140MHz』で『JA-JA同士の交信は禁止』です。バンドプランにも『海外局との交信に限る』という意味合いの但し書きが明記されています。かつては『紳士協定だったバンドプラン』も、今は『法制化』され『逸脱した運用』は『オフバンド扱い』です。総務省・総合通信局はHFの監視強化しているのを、お忘れなく。
【写真:うかうかしてるとJA-JAの交信をしてしまうところだった】
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◆もうちょっと、勉強してオンエアに・・・。
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21MHz・FT4で、またもやJAから呼ばれ、 慌てて送信を停止。
21.140MHzでのJA-JAはオフバンド扱いで違反です。
呼んできた局、いわゆる『上級資格者』です。
しっかり、バンドプランを把握してください。
運用の中身は資格が担保している自覚を願います。
特に、高齢の上級資格者とe-ラーニング2アマ諸氏。
高齢者だからと許されるものではありません。
また、動画を見て、アマチュア無線を再開組の中には、
4級で再開局し、勢いで3級移行コースで3級を取り、
そのままの勢いで、e-ラーニング2アマを『買う』人が急増。
確かに、国が認めた制度ですから、そこには文句言いませんが。
従来の国家試験だと受験地(合格地)によって、
例えば『近畿はEで始まる従事者免許番号』でしたが、
e-ラーニング2アマですと『関東扱い』で『A』から始まる免許番号です。
それを見ただけで『なーんや、買ってきた2アマかいな』と、
人によっては見下す場合もあります。
14MHz帯・200W免許を免許状情報に書きたい気持ちはわかりますが。
要するに『見栄張り需要』に乗っかっただけの話で、
講習会で答え合わせして、形式的な合格をもらっただけの話し。
それでも、机上と現場は違うのをきちんと認識され、
一生懸命な局は応援しますが、
調子乗って、お山の大将ぶりたい局は、
中身が伴わず『どうせ、そのうち飽きる』と軽くあしらわれます。
FT8/FT4等はもちろん、せめて『599BK式』のCWくらいやりましょうや。
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