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小松島の天然カキから貝毒 県、潮干狩り自粛を呼び掛け

2005年06月29日 16時44分09秒 | 漁業[Bad News]
 徳島県は二十八日、小松島市和田島沿岸で採取した天然カキから、国の出荷自主規制の基準値を上回る一グラム当たり四・二マウスユニット(MU)のまひ性貝毒が検出された、と発表した。ハマグリやアサリなどの二枚貝にも発生するため、県は小松島、和田島の両漁協に二枚貝の出荷自主規制を依頼し、県民にしばらくの間は同市沿岸域での潮干狩りを控えるよう呼び掛けている。

 県水産課によると、県水産研究所鳴門分場が定期的に実施しているプランクトン調査で十五日、和田島沿岸の海水から貝毒の原因とみられるプランクトン(アレキサンドリウム・カテネラ)を大量に検出した。

 これを受けて県は、神戸市にある国指定の検査機関に貝毒の検査を依頼。二十二日に同沿岸で採取した天然カキの貝毒が、基準値の四MUを超えた。県は今後、貝毒の検査を毎週実施するなど監視を強化する。

 まひ性貝毒は、食後三十分で舌や唇などがしびれ、重症になると体が思うように動かなくなる。最悪の場合は死に至ることもあるが、十二時間を超えると回復に向かうという。一MUは、体重二十グラムのマウスが十五分以内に死亡する貝毒の量。

 原因プランクトンによる毒化は二枚貝のみに起こり、魚類やイカ、カニ、エビなどは食べても問題ないという。

徳島新聞2005年6月29日

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