相次ぐ農協職員の不祥事を受けて、秋田県は31日、関係機関を集めて対策会議を開き、不祥事が発覚した場合には必ず警察に通報するなど厳格に対処し、9月末までに防止対策を作成するよう農協側に指示した。
会議で県側は、県内16農協のコンプライアンス(法令順守)担当者に(1)役員、管理職の責任の明確化(2)不祥事を防止する組織的な取り組みの定着(3)不祥事発覚時の対応の厳格化―をあらためて指導。県農協中央会、農林中央金庫側も、無通告検査や内部監査体制を強化する方針を示した。
各農協は「職員全員に法令順守マニュアルを配った」「全職員と個別面談を行い、不祥事を引き起こす芽を摘んでいる」など、現在取り組んでいる対策を報告した。
県内の農協では2003年度以降、業務上横領など計20件の不祥事が発覚。本年度だけでも、あきた白神農協をはじめ4農協で6件の不祥事が判明した。
7割が信用・購買に関する不正で、発覚まで2、3年と時間がかかるほか、若手職員に多いなどの特徴がある。
河北新報 2005年9月1日
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会議で県側は、県内16農協のコンプライアンス(法令順守)担当者に(1)役員、管理職の責任の明確化(2)不祥事を防止する組織的な取り組みの定着(3)不祥事発覚時の対応の厳格化―をあらためて指導。県農協中央会、農林中央金庫側も、無通告検査や内部監査体制を強化する方針を示した。
各農協は「職員全員に法令順守マニュアルを配った」「全職員と個別面談を行い、不祥事を引き起こす芽を摘んでいる」など、現在取り組んでいる対策を報告した。
県内の農協では2003年度以降、業務上横領など計20件の不祥事が発覚。本年度だけでも、あきた白神農協をはじめ4農協で6件の不祥事が判明した。
7割が信用・購買に関する不正で、発覚まで2、3年と時間がかかるほか、若手職員に多いなどの特徴がある。
河北新報 2005年9月1日
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