不正振り込み
全国銀行協会(全銀協)の前田晃伸会長(みずほフィナンシャルグループ社長)は十九日の記者会見で、個人のパソコンから個人情報を盗み出す「スパイウエア」と呼ばれるソフトを使った預金の不正振り込み事件が国内三銀行で計九件確認され、被害総額が約九百四十万円に上ることを報告した。
被害は、インターネットバンキングの利用者のパソコンから暗証番号などが盗み出され、知らないうちに別の銀行の個人口座に送金されるというもの。被害が確認されたのはみずほ銀行の二件(五百五十万円)をはじめ、インターネット専業のジャパンネット銀行が六件(三百七十九万円)、イーバンク銀行が一件(十三万円)。各銀行とも警察に被害を届け出るとともに、預金者らに警戒を呼びかけている。
みずほ銀行は保険で被害補償する方針で一件は補償の範囲内だったが、もう一件は補償の範囲を超えており、被害者と交渉中。同行は対策として振込金額の制限などを検討しているという。
東京新聞 2005年7月20日
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全国銀行協会(全銀協)の前田晃伸会長(みずほフィナンシャルグループ社長)は十九日の記者会見で、個人のパソコンから個人情報を盗み出す「スパイウエア」と呼ばれるソフトを使った預金の不正振り込み事件が国内三銀行で計九件確認され、被害総額が約九百四十万円に上ることを報告した。
被害は、インターネットバンキングの利用者のパソコンから暗証番号などが盗み出され、知らないうちに別の銀行の個人口座に送金されるというもの。被害が確認されたのはみずほ銀行の二件(五百五十万円)をはじめ、インターネット専業のジャパンネット銀行が六件(三百七十九万円)、イーバンク銀行が一件(十三万円)。各銀行とも警察に被害を届け出るとともに、預金者らに警戒を呼びかけている。
みずほ銀行は保険で被害補償する方針で一件は補償の範囲内だったが、もう一件は補償の範囲を超えており、被害者と交渉中。同行は対策として振込金額の制限などを検討しているという。
東京新聞 2005年7月20日
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