goo blog サービス終了のお知らせ 

あれこれ備忘録

色々と関心のある記事をメモ。
元記事がすぐに削除されるケースも多いですからね。

空知のドジョウ、名物にどう? 漁獲量、全道の8割

2005年07月25日 09時10分58秒 | 漁業[Other News]
 ドジョウを空知の名物にしようと、空知支庁が調査、研究に乗り出した。岩見沢、北、月形、美唄、長沼の五町村の二○○三年度の漁獲量は約四・九トンで、全道の六・○トンの八割を占めている。しかしドジョウの生育数の減少が目立つため、将来的な養殖、放流を視野に、生産団体や市町村との検討をスタートさせた。

 管内でのドジョウ漁獲量は、ピークの九一年度には栗沢、南幌、由仁を含む八市町村で二十・二トンを記録し、全道(三十・四トン)の66%だった。空知の水揚げ量はピーク時の四分の一となったが、全道的な減少で空知の割合が高まった。産地としては北村が有名だが、水揚げ量の管内一位は九五年度に岩見沢に明け渡した。

 同支庁は、そんなドジョウを生かした産業再生、産業活性化の道を探るため、七日には関係者を集めた懇談会を開催。岩見沢どじょう生産組合、北村どじょう養殖保護育成組合の各代表者と両市村の担当者、道立水産ふ化場職員を招いて、意見交換した。

 懇談会では、漁獲量減少について、北村の組合側が「農業基盤整備で水田と排水路、用水路に段差ができ、ドジョウが回遊できなくなり、ドジョウの数自体が減った」と指摘。水産ふ化場も「そ上しやすくする工夫が必要で、捕獲したドジョウの一部を水田に戻すことも大事」などと述べた。同支庁は八月か九月に再び懇談会を開き、「名物」化への道を模索する。

北海道新聞 2005年7月20日

Link

最新の画像もっと見る