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あれこれ備忘録

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■養殖イワガキ発売

2005年07月25日 09時57分43秒 | 漁業[Good News]
天然ものに負けぬ味
本吉/

 本吉町の大谷本吉漁協は二十三日、同町三島の町農林水産物直売センターで養殖イワガキの販売を始めた。九日から販売している天然イワガキとともに、町の特産海産物として観光客の人気を集めそうだ。

 養殖イワガキは、同町蔵内地区の生産者三人でつくるイワガキ養殖研究会(三浦厚会長)が種苗から生産し、昨年直売センターで販売を始めた。町が二〇〇一年度から養殖施設や必要機材の整備費などを補助している。

 販売に先立ち、二十二日に研究会会員の及川淳宏さん、及川敏さんと漁協職員ら五人が準備作業を実施。町内の養殖いかだにつるされたイワガキを水揚げし、蔵内漁港へ運んだ。ハンマー状の道具で直径五十センチほどあるイワガキの固まりから一個ずつにばらし、洗浄機で丁寧に汚れを落とした後、紫外線滅菌施設へ移し、販売に備えた。

 直売センターで販売されている養殖イワガキは、大サイズが一個三百五十円、中サイズが二百五十円(いずれも消費税込み)。種付けから十年前後経過している天然イワガキ(一個五百円)に対し、養殖イワガキは種苗後四年で出荷するため殻のサイズは一回りほど小さい。しかし、研究会や漁協関係者は「実入りは良く、味も天然とほとんど変わらない」と太鼓判を押している。

 今年は、昨年の五百個を大幅に上回る三千個の販売が目標。天然イワガキは八月末までの販売だが、養殖イワガキは成育状況によって、九月まで販売する場合もあるという。

三陸河北新報 2005年7月24日

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