goo blog サービス終了のお知らせ 

あれこれ備忘録

色々と関心のある記事をメモ。
元記事がすぐに削除されるケースも多いですからね。

宮城県信漁連04年度末 自己資本比率8%割れ

2005年06月23日 22時22分31秒 | 漁業[Bad News]
 宮城県信用漁業協同組合連合会(高橋栄治会長)の2004年度末の自己資本比率が、系統のJFマリンバンク基本方針で定めた破たん未然防止に関する自主ルールの8%を下回る7.54%だったことが22日、分かった。
 国内基準の4%は上回っているが、監査を行った全国漁業協同組合連合会(全漁連)は「(県信漁連)継続の前提に関して重大な疑義を抱かせる状況が存在している」と、報告書で厳しく指摘している。

 県信漁連の自己資本比率は03年度末、9.77%だった。03年に増資2カ年計画を策定し、計2億円を目標に各単協に働き掛けたが、1億2500万円にとどまった。

 04年度は大口倒産に伴う貸倒引当金の計上により当期欠損金5億1900万円が生じた。当期未処理損失金は約11億7740万円に上ったため、総会では次期繰り越し損失金として05年度以降に処理を先送りすることを決めた。
 県信漁連の高橋会長は「自主ルールで定めた自己資本比率を下回り申し訳ない。早急に増資計画を策定し8%を回復したい」と語った。

◎信用事業譲り受け承認

 県信漁連は22日、仙台市青葉区の県水産会館で総会を開き、県内14の漁協から一部または全部の信用事業を譲り受けることを賛成多数で承認した。各単協の総会の同意を経て、年内に信用事業の一本化を目指す。

 総会には正会員57人中、55人が出席。信用事業の譲渡の形態をめぐり、「貸し付け業務を除く一部か全部かなど説明が不足している」などの批判もあった。
 漁協合併を巡っては、県漁連(木村稔会長)と沿岸部にある県内35漁協が大合併し、2007年度中に「JFみやぎ」(仮称)を設立する方向で協議が進められている。信用事業の一本化による「1県一信用事業体制」の構築は漁協大合併の一環。

河北新報2005年06月22日

Link

最新の画像もっと見る