全国農業協同組合連合会(全農)の三重県本部(旧三重県経済連)の米卸部門で1998年度、米の在庫が約400トン(約1億2000万円相当)足りなくなり、販売したように帳簿を偽装するなど隠ぺい工作が行われていたことが13日、分かった。
全農が、農水省の指示で実施した調査結果を明らかにした。米の行き先などは不明で横流しの可能性も残るが、全農は「当時の担当課長が98年に交通事故で死亡し、経理資料も残っていないので詳しいことは分からない」としている。
全農によると、98年度の決算の際、帳簿の記載と比べて米の在庫が約400トン不足。本来は「紛失」として処理するべきなのに販売したように偽装し、それでも収支が合わない約3500万円は、他部門の収入を付け替えていた。付け替えは役員の決裁を受けていなかったという。
河北新報 2005年07月13日
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全農が、農水省の指示で実施した調査結果を明らかにした。米の行き先などは不明で横流しの可能性も残るが、全農は「当時の担当課長が98年に交通事故で死亡し、経理資料も残っていないので詳しいことは分からない」としている。
全農によると、98年度の決算の際、帳簿の記載と比べて米の在庫が約400トン不足。本来は「紛失」として処理するべきなのに販売したように偽装し、それでも収支が合わない約3500万円は、他部門の収入を付け替えていた。付け替えは役員の決裁を受けていなかったという。
河北新報 2005年07月13日
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