徳島県漁業協同組合連合会(県漁連)の会長選をめぐる強要未遂事件で逮捕された県漁連副会長の高原健一(56)=徳島市北沖洲四=と、指定暴力団山口組系侠友会(本部・兵庫県洲本市)会長の寺岡修(56)=同市八万町中津山=の両容疑者は十九日、徳島県警組織犯罪対策課と徳島東署の調べに対し「そういう事実は知らない」と容疑を依然、否認している。
県警は公共事業をめぐる利権に暴力団が介入しようとした事件とみて追及するとともに、同日、洲本市の侠友会本部を家宅捜索した。二十日、両容疑者を徳島地検に送検する。
調べでは、高原、寺岡両容疑者は二〇〇三年五月ごろ、徳島市内のホテル内にある飲食店に田中政美前県漁連会長(80)=当時会長=を呼び出し、同年六月の会長選に立候補しないよう強要したが、田中氏が承諾しなかったため、未遂に終わった疑い。
徳島新聞 2005年8月19日
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県警は公共事業をめぐる利権に暴力団が介入しようとした事件とみて追及するとともに、同日、洲本市の侠友会本部を家宅捜索した。二十日、両容疑者を徳島地検に送検する。
調べでは、高原、寺岡両容疑者は二〇〇三年五月ごろ、徳島市内のホテル内にある飲食店に田中政美前県漁連会長(80)=当時会長=を呼び出し、同年六月の会長選に立候補しないよう強要したが、田中氏が承諾しなかったため、未遂に終わった疑い。
徳島新聞 2005年8月19日
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