
底引き網漁が解禁となる九月一日を前に、石川県内各地の漁港から三十一日夜、漁船が続々と出港した。日本海を中心に大量発生したエチゼンクラゲが関係者の頭を悩ませており、漁師たちはクラゲ対策用の網を積み込み、家族や知人に見送られて海に出て行った。
金沢市の金沢港では午後十時ごろから、金沢市と金沢港、内灘町の各漁業協同組合の計約二十隻が準備を始めた。ある漁師は「クラゲが出ないに越したことはないが、出ても目の粗い網が用意してある」と話し、同十時半すぎに港を出た。
加賀市の橋立漁港からは加賀市漁協の十四隻が、輪島市の輪島港からも輪島市漁協所属の約四十隻が漁業灯をこうこうと光らせ、次々と出漁して行った。漁獲の対象は甘エビやタイ、カレイ類など。船は一日夕に帰港、水揚げされた魚は二日にも店頭に並ぶという。
中日新聞 2005年9月1日
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金沢市の金沢港では午後十時ごろから、金沢市と金沢港、内灘町の各漁業協同組合の計約二十隻が準備を始めた。ある漁師は「クラゲが出ないに越したことはないが、出ても目の粗い網が用意してある」と話し、同十時半すぎに港を出た。
加賀市の橋立漁港からは加賀市漁協の十四隻が、輪島市の輪島港からも輪島市漁協所属の約四十隻が漁業灯をこうこうと光らせ、次々と出漁して行った。漁獲の対象は甘エビやタイ、カレイ類など。船は一日夕に帰港、水揚げされた魚は二日にも店頭に並ぶという。
中日新聞 2005年9月1日
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