カナディアンロッキーでのんびり

Japan→Kelowna→Vancouver→Banff ツアーガイドやってます!

昨年の6月20日 大変だったぁ~・・・

2020-06-20 | 思い出
2019年6月20日
 
この日は、本当に大変だった・・・1日コロンビア大氷原観光。
 
Lake Louise (ルイーズ湖)
 
だいぶ雲行きが怪しいが、お天気が悪いというのは、そう大変でない。
お客様には、大変だけどね。。。景色見えないのは・・・。
 
まだここでは、山半分が見えなかっただけ。
 
Bow Lake (ボウ湖)
 
ここまでくると、山もほとんど見えず、雪も降ってきた。
 
この時期の雪は、水分が多いので、お客様には言えないが、
嫌ぁ~~~な感じがしていたのは
言うまでもない。しかも、気温が異様に低く感じた。。。
 
コロンビア大氷原までは、峠を二つ超える。
このボウレイクのあとすぐと、ここから1時間ぐらいのところでもう一つ。
 
その二つ目の峠を越えるときに、大変だった。。。
というか、峠までも行けなったのである。
 
弊社は、ほかのガイド会社よりも早い時間に出発するので、
車が少ない。
この時期に雪が降ると、2000m強の峠では、がっつり降っているが、
それ以外は、雨だったりもする。
しかし、この時は、峠に向かう1600mぐらいのところから
シャビシャビの雪で、車も少ないことから、道路上が白くなってきていた。
真冬の雪だったら、サラサラだから、車が通れば、風で飛んでくれるのだけど
この時は、平坦なところでさえちょっとタイヤをとられ滑る時もあった。
 
少ない車でも、峠を越えてきたすれ違う車のフロントに、
びっしりと雪がついていたので、峠まで長い坂道を上るので、
絶対に滑る!と思い、
峠は、絶対に越せない!と心の中で確信。
もちろんお客様には、不安をあおってはいけないので、
心のうちは、内緒に。
 
お客様には、この状況を説明して、少々危険だと伝え、
とりあえず、このあたりは、携帯がつながらないので、電話のあるところまで
戻る旨を説明し、しかも、もう少し時間がたてば、車の数が多くなり
車がたくさん通れば、シャビシャビ雪ものけられると思ったので、
そしたらまた向かいましょう!と、いったん標高1400mまで戻りました。
 
そして、コロンビア大氷原のセンターに電話したり、会社に電話して
状況を説明したりして、雪上車観光の時間などを変えてもらったりしていた。
そうこうしていると、観光バスや、車が朝よりは、
沢山通過していったので、
では、私たちも向かいましょう!となりました。
すると、さっき折り返した場所で、車が渋滞。
朝一よりは、道路状況も良くなっていたものの。。。天気は、良くない。
 
 
ここは、ビッグベンドと呼ばれ、峠に向かう始めのところ。
完全に車が止まっていたので、嫌な予感がし、道路わきの駐車スペースに
車を寄せました。
私たちが来た時には、坂の始まりのもうちょい先まで行けたのですが、
道路閉鎖の予感があったので、道路上にいると折り返すのが大変(道路が狭い)ため、駐車スペースで待つことにしました。
お客様は、そのうち車動きますでしょ?と、待ちたいというので、
とりあえず、待っていました。
 
すると、
 
 
救急車が通り、
 
 
消防車までも、峠へ向かっていきました。
そのうち、国立公園管理局の車もやってきて、
状況を聞いたら、車が10台ぐらい滑って道路わきに落ちて、
数台は、がけ下に落ちてしまっているかも!
そのレスキューのために、道路は閉鎖します。と。
 
私は、あぁ~やっぱり。。。。と心の中で思いました。
道路閉鎖では、仕方ないので、バンフへ戻ることに。
 
ほかの会社の車やバスは、坂を少々上がってしまって、
折り返すのに、とっても時間がかかり、バンフには、夜8時ぐらいにしか到着できなかったそうです。
 
 
お客様には、とても残念でしたが、安全第一です!
帰りは、朝ほとんど見えなかったところを今一度立ち寄ったりしました。
上の写真は、一つ目の峠のところにある遊歩道。
すごい雪でしたねぇ・・・。
 
Mt Rundle
 
バンフ↑に戻れば、雪のゆのじもないありさま。
同じ日とは思えない。。。
 
しかし、事故に巻き込まれず、折り返しもすんなりできて、
私的には、よかった、よかった。
 
もし、朝一で、そのまま峠にむかっっていたら、おそらく事故に巻き込まれていたことでしょう。
 
本当に、大変だった1日でしたぁ。

3年前の6月20日 スタンレーグレーシャー

2020-06-20 | 思い出
2017年6月20日
 
この日は、お仕事でハイキング!
クートニー国立公園のスタンレーグレーシャートレイルへ。
 
Kootaney Valley トレイルをちょっと登ったところから
 
雲はあるものの、とってもいいお天気!
空の青さがいいねぇ~。
こんな時のハイキングは、とにかく気持ちよい。
 
Stanley Peak
 
この時期は、まだ雪が残っている。
 
Fossile
 
カナディアンロッキーは、以前海だったので、
標高高い所でも、生物の化石が落ちている。 
ランチを食べながら、足元の石を見ているとあるのねぇ~。
歩かないで、1日探していても面白い。
 
いたるところに落ちているというわけではないけど、
このトレイルは、比較的多いところ。
でも、国立公園内なので、持って帰れません!!
 
 
 

5年前の6月20日 朝焼けのモレーンレイク

2020-06-20 | 思い出
2015年6月20日
 
この日は、お仕事で、朝焼けのモレーンレイクツアーに出ていた。
モレーンレイクは、5月の下旬から10月の初旬の間しか行くことができない。
 
この時期は、5時半ぐらいが日の出の時間。
なので、バンフを出るのは、4時半ぐらい。
 
Moraine Lake (モレーン湖) 5:30am
 
ここでの滞在時間は、1時間ちょい。
お客様はフリータイムをとるので、私もフリー。
 
Moraine Lake と私
 
朝焼けの時は、お客様と一緒にいて、記念撮影とかお手伝いして、
ちょっとしてから、フリーに。私もですセルフで撮ってしまいました。
 
毎回赤くなるわけではないけど、朝早いと人が少なくて、静かで、
風も吹かない時が多いので、このように鏡のようになる。
 
しかし、ここ数年は、人気になり、しかも、駐車場が狭いので、
朝9時でも入れない状態。(商業車は入れてくれる)
係の人がいて、モレーンレイクロード(12km)も通行止めにしてしまう。
車が出れば、その台数だけ入れてくれるが、
とにかく狭い道路なので、渋滞を避けるために、
駐車場の数分だけしか入れない。
 
朝焼けの時間の時、この写真を撮った5年前は、静かなもので
車も10台ぐらいしかいなく、クマが出てきそうで、ビクビクしていたけど、
ここ数年は、日の出の時間には、ほぼほぼ満車の状態。
 
今年は、この道が開かないのでは?なんて噂もたちましたが、
湖畔には、ホテルがあるので、そうならないと私は見ていました。
そして、ようやく6月24日(水)にあくことが、発表されました!
 
今年も混むこと必至。。。
朝一番で出かけようっと。
 
 

6年前の6月20日 貴重な場所

2020-06-20 | 思い出
2014年6月20日
 
この日は、お仕事で、とても貴重な場所のハイキング。
1日60人ぐらいだったかなぁ、人数制限されている場所。
レイクオハラ !
 
 
人気のところでもあるので、バスの予約がとれんのよねぇ~。
 
 
こんな大きなバス、と言ってもスクールバスが使われているのだけど、
満席にしない。
キャンプ場もあるので、その人たちは、キャンプ場の予約さえあれば
このバスに乗ることができる。
 
この場所からレイクオハラまでは、片道11kmの山道。
歩いてはいることは可能だけど、
レイクオハラからまたそこからのハイキングがいいところ。
なので、バスで行かないと、
つまらない山道を往復22km歩かなくてはならない。
 
バスは、30分ぐらい乗るかなぁ。
バスが到着するところが、レイクオハラ。
 
Lake O'hara
 
ここも1周できるし、途中山へと入っていける。
この日は、レイクオエサの方へと向かった。
標高2035mから一気にスイッチバックで、2200mぐらいまで登る。
 
Mountain Goat (シロイワヤギ)
 
自分たちのいるところからさらに崖の上に、この子達。
ヤギというが、カモシカの種類だそう。
 
Lake O'hara
 
これもレイクオハラ。標高あげて、上から眺めるとまだ氷が
残ってました。
湖面で標高が、2035mなので、もうすでに高い。
氷がとけるのも遅いのでありました。
 
そして、朝は、雨も降っていたのですが、
お昼過ぎには、青空に!
 
Marmot
 
この子は、口笛のような鳴き声をする。
トレイルに人が少ないので、野生動物たちも出てきます。
 
帰りのバスは、いくつかあり、それをミスすると歩いて11km。
なので、バスの時間の大体30分前には、バス停近くでのんびりお茶をする。
 
今年は、先日発表があったのですが、
レイクオハラのバスは、運行中止・・・・。
歩いてなら入っていっていいですよ!となっているけど、
自転車も使っちゃいけないので、とにかく11km歩かなければならない。
そうそう行く人もいないでしょう。
面白い道ならともかく、つまらん道なので、私も多分行かないなぁ。
 
来年は、仕事でも、プライベートでもどちらでもいいので、
バスで行けたらいいなぁ。