2019年6月20日
この日は、本当に大変だった・・・1日コロンビア大氷原観光。
Lake Louise (ルイーズ湖)
だいぶ雲行きが怪しいが、お天気が悪いというのは、そう大変でない。
お客様には、大変だけどね。。。景色見えないのは・・・。
まだここでは、山半分が見えなかっただけ。
Bow Lake (ボウ湖)
ここまでくると、山もほとんど見えず、雪も降ってきた。
この時期の雪は、水分が多いので、お客様には言えないが、
嫌ぁ~~~な感じがしていたのは
言うまでもない。しかも、気温が異様に低く感じた。。。
コロンビア大氷原までは、峠を二つ超える。
このボウレイクのあとすぐと、ここから1時間ぐらいのところでもう一つ。
その二つ目の峠を越えるときに、大変だった。。。
というか、峠までも行けなったのである。
弊社は、ほかのガイド会社よりも早い時間に出発するので、
車が少ない。
この時期に雪が降ると、2000m強の峠では、がっつり降っているが、
それ以外は、雨だったりもする。
しかし、この時は、峠に向かう1600mぐらいのところから
シャビシャビの雪で、車も少ないことから、道路上が白くなってきていた。
真冬の雪だったら、サラサラだから、車が通れば、風で飛んでくれるのだけど
この時は、平坦なところでさえちょっとタイヤをとられ滑る時もあった。
少ない車でも、峠を越えてきたすれ違う車のフロントに、
びっしりと雪がついていたので、峠まで長い坂道を上るので、
絶対に滑る!と思い、
峠は、絶対に越せない!と心の中で確信。
もちろんお客様には、不安をあおってはいけないので、
心のうちは、内緒に。
お客様には、この状況を説明して、少々危険だと伝え、
とりあえず、このあたりは、携帯がつながらないので、電話のあるところまで
戻る旨を説明し、しかも、もう少し時間がたてば、車の数が多くなり
車がたくさん通れば、シャビシャビ雪ものけられると思ったので、
そしたらまた向かいましょう!と、いったん標高1400mまで戻りました。
そして、コロンビア大氷原のセンターに電話したり、会社に電話して
状況を説明したりして、雪上車観光の時間などを変えてもらったりしていた。
そうこうしていると、観光バスや、車が朝よりは、
沢山通過していったので、
では、私たちも向かいましょう!となりました。
すると、さっき折り返した場所で、車が渋滞。
朝一よりは、道路状況も良くなっていたものの。。。天気は、良くない。
ここは、ビッグベンドと呼ばれ、峠に向かう始めのところ。
完全に車が止まっていたので、嫌な予感がし、道路わきの駐車スペースに
車を寄せました。
私たちが来た時には、坂の始まりのもうちょい先まで行けたのですが、
道路閉鎖の予感があったので、道路上にいると折り返すのが大変(道路が狭い)ため、駐車スペースで待つことにしました。
お客様は、そのうち車動きますでしょ?と、待ちたいというので、
とりあえず、待っていました。
すると、
救急車が通り、
消防車までも、峠へ向かっていきました。
そのうち、国立公園管理局の車もやってきて、
状況を聞いたら、車が10台ぐらい滑って道路わきに落ちて、
数台は、がけ下に落ちてしまっているかも!
そのレスキューのために、道路は閉鎖します。と。
私は、あぁ~やっぱり。。。。と心の中で思いました。
道路閉鎖では、仕方ないので、バンフへ戻ることに。
ほかの会社の車やバスは、坂を少々上がってしまって、
折り返すのに、とっても時間がかかり、バンフには、夜8時ぐらいにしか到着できなかったそうです。
お客様には、とても残念でしたが、安全第一です!
帰りは、朝ほとんど見えなかったところを今一度立ち寄ったりしました。
上の写真は、一つ目の峠のところにある遊歩道。
すごい雪でしたねぇ・・・。
Mt Rundle
バンフ↑に戻れば、雪のゆのじもないありさま。
同じ日とは思えない。。。
しかし、事故に巻き込まれず、折り返しもすんなりできて、
私的には、よかった、よかった。
もし、朝一で、そのまま峠にむかっっていたら、おそらく事故に巻き込まれていたことでしょう。
本当に、大変だった1日でしたぁ。
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