カナディアンロッキーでのんびり

Japan→Kelowna→Vancouver→Banff ツアーガイドやってます!

3年前の6月22日 涼しいというか、寒かった

2020-06-22 | 思い出
2017年6月22日
 
この日は、アサバスカ氷河のアイスウォークに参加しましたぁ。
 
 
この回の参加者は、ここカナディアンロッキーでのガイドたち。
ガイド協会が募集して開催されました。
Ice Walk自体は、誰でも参加できるツアーです。
 
 
まずは、駐車場から、アサバスカ氷河の先端まで普通にハイク。
曇っていたのと、氷河からの吹きおろしの風で、ここでも
寒く、ほとんどの人が、ダウンジャケット。
 
 
氷河の先端というか、登りやすい端っこへと来ました。
はじめに、このアイスウォークのガイドさんが
安全を確認しに行っています。
氷の上に上がる前には、ここで、クランポン(アイゼン)を装着。
 
氷河が茶色ですが、これは、周りの山からの砂です。
氷は、粘着力があり、風が吹いても砂が飛んでいけません。
粘着力というのは、簡単な例でいうと、
冷凍庫で作る氷を、素手で触って、引っ付く時ありますよね?
それです。
 
 
ガイドさんが歩いた後を、一列で歩きます。
ほかを歩くと、どこに氷の裂け目クレバスが隠れているかわからないからです。
見た目大丈夫だなぁ~というところでも、
氷の薄い橋になっていることもあるので、勝手に行っては危険です。
深い所では、30mあったりします。
引っ掛かりの場所があればいいけど、つるんとした氷ですので、
落ちたら、大体は、下まで行ってしまいますし、
氷に挟まれ、30分ぐらいで低体温症で死んでしまいますと。
 
 
3kmぐらいあがってきたでしょうかぁ。
このアサバスカ氷河は、全長6km弱です。
 
3時間コースだと、みんなの歩く速度も関係してきますが、
大体ここで折り返し。
しかし、今回は、6時間コース、しかも皆ガイド。
特にハイキングガイドをやっている人ばかりです。
なので、さらに奥へ向かいました。
 
 
アイスフォールズの真下です。
なぜだか、私は、よくこのバランスポーズとります。
 
 
ランチタイムです。このアイスフォールズの真下に来ると、
実は、風がなくなり、暖かいわけではないのですが、
寒くないのです。
氷河が、3段階になっていて、
風が、私たちのいる場所の上を通るので、
直接の風がなくなるのです。
 
6時間コースでも、一般の人たちは、ここまで来ることはめったにないそうです。さすが、カナディアンロッキーのハイキングガイドたちばかりです。
歩く速度が速かったそうです。
 
 
折り返してからは、日差しも出てきて、青空も。
でも、氷の上では、寒いので、歩いているにもかかわらず、
皆、ダウンジャケットやジャケット着ていました。
 
アイスウォークは、氷の上を歩いているだけではなく、
ミルウェルと呼ばれる、溶け水がつくる井戸の穴をのぞかせてくれたり
氷河は動いているのですが、その動きの調査の機械を見せてくれたり、
いろいろと楽しめます。
 
以前、日本からのお客様のアシストについて
ツアーに参加したこともありましたが、
そのときより今回は、全員がガイドということで、
さらに詳しいことを教えてくれました。
 
また、行きたいなぁ~。
 
 
 
 
 
 
 
 

6年前の6月22日 紫外線が強すぎる

2020-06-22 | 思い出
2014年6月22日
 
まだ山には雪が残っていたこの時期でも、
日差しは、とっても強い、このあたり。
 
Moraine Lake (モレーン湖)
 
まだ風は冷たかったりするが、この↑青空だったら、気温は高そう。
この日は、お仕事で、ヨーホー国立公園観光へ行っていましたぁ。
 
 
そして、お仕事終えて、夜になると、これ↑。。。
 
7分袖のポロシャツを着ていたんだけど、
思っていた以上に紫外線強かったみたいで、
真っ赤になってしまったのぉ~~。
 
普段は、赤くならず、すぐ黒くなってしまうのだけど
この日は、やたらと赤くなってしまった。
あぁ~、痛くなるわぁ~、なんて軽く思っていたら、
数日して、大変なことに。
 
赤みもなくなって、痛みもなくなって、ちょっと黒くなったぐらいで、
変わらないと思っていたら、
手の甲は大丈夫だったのですが、
手首から肘までの、赤くなった部分が日に当たると、
ブツブツに、ものすごくかゆくなるようになってしまったのです・・・。
 
光線過敏症(日光アレルギー)になってしまいました。。。。
しかも、手首から肘前の間のみ。両腕ともです。
 
この年(この日)から、5年間は、半そでを着られなくなりました。
でもたまに、大丈夫かなぁ~と思って、日焼け止めを塗り、
半そでになっても、やはり、かゆくなりブツブツしてくるので、
かゆみ止めはいつも持ち歩いていました。
 
その翌年の夏には、皮膚科のお医者様をご案内した時があって、
相談したら、
 
「もしかすると、数年日光あてなければ、少しは回復するかも!」
とおっしゃっていたので、そのあとは、半そでになりたくても
ずっと長袖で暮らしました。
 
最近は、日焼け止めをたっぷり塗れば、どうにか大丈夫になりました。
でも、やはり、長そでが多くなってしまっています。
 
こちらの紫外線は強い、強いと言われていたけど、
ここまでとは思いませんでした。
 
そのため、カナダ人は、皮膚がんが多いそうです。
私も気を付けなくては!