山形県ののっぽさんからのご質問は先ほどクリヤーできました。もうお一方、同じく山形県のSさんからのご質問は、どうもメーカーでもお答えができなかったようです。私は超難問だと思います。ご質問は、ずばりMJM02743を入手する方法です。
《ご質問に対する回答の可能性を一枚に纏めてみました》実車から外した部品は右の画像の物でAF2017Eの打刻があります。インナー寸法は38㎜。頂戴したMJM02743の
寸法は、もしかしたらMB092965の物かも知れません。NOKにMJM02743の寸法の確認を依頼しつつ、米国カイザー社製の部品についても寸法の確認を依頼しました。
このMJM02743は、ナロー時代には同じ部品ですがJM02743という部品番号が附番されています。そしてなんと1955年のパーツリストで確認するとCJ3B-J3にもその時代から
設定されています。つまり米国のCJ3Bの部品との互換性が高いという事です。なので米国カイザー社にDana44用の部品『640959』の寸法確認をお願いしました。
点と点が繋がるか楽しみです。
★三菱ジープ互助会★
代表発起人J57改@日野市
当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp
塩井まで。
山形県ののっぽさんから今回のベルクランクに関する最終連絡がありました。思った通りパーツリストの表記が間違っていた可能性が高いです。いつも思う事ですが三菱ジープは実に奥が深い。ネット検索でいくつかのベルクランク部品の画像を見ても、そしてのっぽさんが分解した部品の画像を見ても、ベルクランクのアッパーアーム側とロアアーム側のダストカバーは同じサイズの部品ではなく明らかに異なる部品が装着されていました。おかしいなと思っていたらのっぽさんが証明してくれました。ひとつモヤモヤがすっきりしました。のっぽさん、どうもありがとうございます。
《のっぽさんからのメール》
上側をナロー時代のJ20,30,40系に設定のあるカバーブーツA315585に交換してダストカバー組んで見ました。バッチリですね。従って、今回のダストカバーの結論としては
分解図の品番が間違っていて、アッパー側がMA315585、ロア側がMB076752が正しいのではと思います。
また、私の車両のベルクランクはシャフトベルクランクその物が錆で痩せてしまっていたので、今回はまず間に合わせという事にします。某オクなどで手頃なベルクランク
の中古が出れば、次はベアリングとオイルシールを探してみたいと思います。
《参考画像》アッパー側A315585、ロア側MB076752で組んでみた部品画像。アッパー側がロア側の部品よりも小ぶりです。これが正解でした。
このようにロア側のダストカバーはアッパー側よりも大きいのが正解。
《関連する部品図》左側がナロー時代のもので、右側がワイド以降の部品図から作成した比較資料になります。A315585とMB076752が今回注目した部品です。
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