さてさて身近なガソリンエンジン4G53についての確認です。その③

　4G53エンジンは、75型から各種法規制をクリヤするために三菱ジープに展開されました。4G52エンジンは、H-J58の投入にあわせて開発されております。凡その流れは以下の表をご覧頂いた方が分かりやすいと思います。

　

この表でもお分かりの通り4G53を搭載したJ56も、4G52を搭載したH58も1979年10月版のカタログから排ガス記号が変更されています。この時期と昨日まで見てきたパーツリストの改定時期がピッタリと合っています。これは私の勝手な類推ですが、1979年10月以前を前期型と呼び、以降を後期型と分けてシリンダーヘッドガスケットも区分されていると考えるとかなりすっきり致します。どうもディストリビューターの設置位置と関係しているようです。ここのところが今一スッキリしません。ネット検索をしていて前期型と後期型のシリンダーヘッドガスケットの画像及びシリンダーヘッドの比較画像を発見しました。残念ながら自宅に帰って再検索を致しましたが見つけられておりません。明日は、2002年から2003年にかけてそのブログを製作された人物を特定して、貴重な画像や修理内容の使用許諾を取ろうと思います。その方のブログに記載があった内容からは、前期型と後期型では、シリンダーヘッドガスケットの幅に数ミリの違いがあること、シリンダーヘッドの長さ寸法自体がかなり違うこと、しかしながらシリンダーヘッドガスケットは幅が狭くなった後期型のものでも前期型にも使用可能というようなことが読みとれました。

★三菱ジープ互助会★
　代表発起人J57改＠日野市
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塩井まで。