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Blog☆HiloⅡ

野田総務大臣はダメだな

昨日の読売新聞を読んでいたら,「返礼品『委縮せずに』」という見出しが目に入った。
誰のコメントかと思ったら,新しく総務大臣になった野田さんだった。
この中で野田さんは「故郷や応援したい自治体に気持ちを直接送り届けることが出来る」この制度は素晴らしいと述べている。
返礼品は「地元の逸品を全国に流通させる素晴らしい仕組みだ」として,この制度は東京一極集中の解消にも役立っているとも言っています。
なぜそういうことになるのか。
「もので人の心を釣るな」と言いたい。
そんな下品な国は他にないでしょう。
釣られる国民もバカなんだけど。
東京一極集中を解消するなら,もっと別の方法があります。
それは別の機会に書くとして。
ふるさと納税自体はいいことなんです。
そこになぜ返礼品が加わるのか。
そこが理解できないんです。
こんなことをしていては,日本人は見返りばかり期待して,寄付文化からさらに遠ざかることになります。
返礼品の財源がどこから出ているか考えたことがありますか?
当たり前のことだけど,税金です。
ふるさと納税をしなかった人の税金で霜降り肉やカメラなどをばら撒いているんです。
こんなバカげた制度は一刻も早く止めるべきです。

「故郷の活性化」という点については一定の効果はあるでしょう。
しかし,今のやり方では故郷の活性化にはつながらないでしょう。
なぜなら,地方自治体がやりっぱなしだからです。
そこでボクは提案します。
返戻品を請け負う事業者は一年間のみとする。
事前に翌年度以降に自立して売り上げアップにつなげるための戦略を提出させます。
自治体も地元産業の育成プログラムに取り組みます。
もし売り上げアップにつながらなかったら,ふるさと納税で得た税金は本来収めるべきだった自治体に戻す。
これくらいの覚悟が必要だと思いませんか?
野田さんは「税金とは何か」。そこをよく考えてもらいたい。
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