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Blog☆HiloⅡ

ふるさと納税の是非を問う声が聞こえるようになった


ボクはふるさと納税制度にずっと反対してきていますが,最近になってやっとそうした声が聞こえるようになってきました。
トップの写真は先日の読売新聞の切り抜きですが,ふるさと納税に疑問を持つ自治体の首長の声が記載されています。
統一地方選を前に行った全国の首長に対するアンケートでは,9割の自治体の首長が「やめるべきだ」「制度を見直すべきだ」と回答しています。
その理由は,
自治体間で税の取り合いになっている
本来の趣旨と違った返礼品競争が続いている
仲介業者への手数料が負担
という至極まっとうな意見です。
こうした声を発案者の菅前総理はどのように受け止めるんだろうか。
デメリットを上回るメリットがあると答えるのでしょうか。
しかしそういう問題ではないんです。
結局タコが自分の足を食べている状況がずっと続いているんです。
それがまさに「自治体間で税の取り合いになっている」ということなんです。
しかし,それでも続けるべきだという首長の声もあります。
背に腹は代えられないということなんですね。
国の政策だから悪いことをしているわけではないし,続ければ自治体の大きな税収減になるのだから,今更やめるわけにはいかないということですよね。
すべて制度に問題があるんです。
こんなバカげた制度をやめて,地方の自治体が潤う制度を地方自らが考えないと「税の取り合い」という負の連鎖から抜けられなくなるよね。
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