Blog☆HiloⅡ

ゼレンスキー大統領のアメリカ議会での演説:真珠湾攻撃と9.11は同列ですか?


ゼレンスキー大統領はリモートで行った演説で「真珠湾攻撃を思い出してほしい。1941年12月7日,あのおぞましい朝のことを。あなたの国の空が,攻撃してくる戦闘機で黒く染まったときのことを。9月11日を思い出してほしい。2001年のあのおぞましい日のことを。悪があなた方の都市を独立国の領土を戦場にしようとした時のことを。私たちはこの三週間,毎日,毎晩同じことを経験している」と訴えました。 

ボクにはゼレンスキーがなぜこの二つの事例を同列に扱ったのか理解できません。
真珠湾攻撃はテロだったというのでしょうか。
もちろん日本がアメリカに戦争を仕掛けたのは事実だし,過ちだったと思っています。
しかし,真珠湾攻撃は軍事基地を攻撃したものです。

民間人までを標的にしたロシアの攻撃やテロと同一視するような発言を認めるわけにはいきません。
岸田首相はウクライナ側からゼレンスキー大統領によるリモートの国会演説の打診を受けて前向きな意思を示しているそうですが,ゼレンスキーはアメリカでの演説の後に日本に来てどんなことを訴えるのだろうか。
「1945年8月6日の広島の市中に投下した原爆を思い出してほしい」というのだろうか。
日本で演説するならアメリカでの発言を撤回,謝罪してからにしていただきたい。

ウクライナの国民を支援したい,ロシアの戦争犯罪行為は許さない。
その思いは強く持っているけど,アメリカでの演説を聞いたボクはゼレンスキーという人は信頼できる人とは思えません。
このままでは誤った歴史が世界に伝わってしまいます。

在日ウクライナ人外交評論家であるナザレンコ・アンドリーさんがツイッターで「真珠湾攻撃は民間人を的にしなかったので例えとして不適切だと思います」と投稿したことにホッとしました。ココ
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