その旅行記をしばらく綴ってみます。
まずは岡山からです。
羽田空港から１時間１５分ほどの空の旅。
到着した岡山空港は北風が冷たかったものの快晴でした。
備中松山城は空港から西北に約３５Km，車で４０分ほどのところにあります。
しかし，このお城は，少し離れたところの展望台から見る姿が素晴らしいんです。
それがトップの写真です。
この展望台からお城までの距離は直線距離にして１．２Kmほど。
この時期は朝方に霧が立ち込めて雲海に浮かぶお城を見ることが出来るそうです。
ボクが到着したのが１０時半。
雲海が消えたばかりだったようです。
三脚を持った方数人とすれ違いました。
雲海を見ることは出来なかったものの，紅葉が見ごろだったので，満足のいく写真が撮れました。
では，備中松山城に向かいましょう。
城見橋公園の駐車場に車を置いて，バスに乗り換えて八合目のふいご峠まで行き，ここから山道を登ります。
このお城は天空の城とも言われ，現存する１２の天守のなかで一番標高の高いところにあるそうです。
紅葉した木々を楽しみながら登城します。
こちらが大手門跡です。
自然の岩の上に石垣を積んでいるのがわかりますね。
写真を撮りながら登ったので，天守まで２０分ほどかかりました。
右奥が天守です。
木造本瓦葺二層二階建ての天守は，規模は小さいものの，難攻不落の名城と言われた往時の姿まま残されていました。
こちらは武者窓と言って，城内から外は見やすく，外からは見えにくい造りになっています。
漆喰の白壁と紅葉のコントラストがとても綺麗でした。
戦国時代の武者もこの景色を眺めていたのでしょうね。
これからも大切に保存していただきたいお城です。
