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Blog☆HiloⅡ

リーダーたちの日清戦争:佐々木 雄一著


ロシアのウクライナへの軍事侵攻が激化していますが,日本においてもつい70年前までは戦争に明け暮れていたのです。
その近代国家としての戦争の始まりと言えるのが日清戦争だと言えます。
当時東アジアの大国であった清に日本は挑んだのです。
そして勝利した日本は台湾などを獲得し,巨額の償金を得ることになります。
この戦争を機に軍拡路線が進み日露戦争へと突入することになります。
日本には驕りがあったし,負けるはずがないという神話のもとに太平洋戦争まで突き進んでいったわけです。
文頭に書いたようにそうした戦争の始まりであった日清戦争に突き進んだ戦争指導者の開戦に至る過程から講和までが詳細に調査してまとめた文献です。
興味深く拝読させていただきました。
ブックカバーには以下の解説が記載されています。
「近代国家として戦った初めての本格的な対外戦争=日清戦争。伊藤博文や陸奥宗光ら日本の指導者たちは、どのように戦争を遂行したのか。彼らの認識と行動に着目し、開戦過程、清や諸外国との外交上の折衝、講和成立までの動向、三国干渉と日本の対応などを、政府中枢の分析を通じて解明。東アジア世界の秩序を根本的に変えた日清戦争の全貌に迫る。」
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