
調布飛行場の北側に「武蔵野の森公園」があります。
ここで「掩体壕」を見つけました。
この地には大東亜戦争時に日本軍の飛行場がありました。
特攻隊の訓練も行われ、知覧基地への中継地にもなったそうです。
戦況が悪化する昭和20年、B29による本土空襲に対して陸軍の「飛燕」がここを飛び立ち果敢に迎撃しました。
しかし、物量に勝る敵の攻撃にはかなわず、飛燕は本土決戦に備えて温存されることになりました。
その飛燕を守るための格納庫が「掩体壕」です。
武蔵野の森公園では、戦争の記憶を残す証拠として2基の「掩体壕」が保存されているんだけど、土地はあるんだから知覧町にあるような記念館も造ってほしいなあ。